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一人の時間に「人といるためのエネルギー」を貯める

最近、この3年くらいの「人と会わなかった期間」を取り戻すかのように、積極的に人と会ってご飯を食べたりお酒を飲んだりしています。
しかも、自分から「今度、一緒にご飯を食べませんか?」とお誘いすることが多くなりました。

その頻度は、コロナ禍だけでなく、コロナ禍前の、何も制限がなかったときよりもはるかに多い(わたし比)ので、「あれ、わたしって実は社交的なのか?」と一瞬錯覚するほど。

そして、今までは人と会った後にはぐったり疲れてしまうことが多かったのですが、最近はそんなことはなく、「ああ、楽しかったな」と思いながら元気に帰ってきます。


その理由をふと考えてみました。
まず前提として、
・娘が高校生になり、土曜日も授業があるので、その間時間ができた
・ピラティスに通う回数が増えたことで、親しくなった人も増えた
・仕事上の飲み会などがなくなり、本当に会いたい人にしか会っていない
この3つの変化があります。

そして、
仕事がリモートワーク中心なことで、出社して「人と会う」ことがほとんどなくなったことで、「人に会って、話す」エネルギーが残っていることが、実は一番大きいのではないかと思いました。

思い出してみると、コロナ禍前に毎日出社していたときは、人とずっとい続けることでエネルギーを消耗してしまい、週末はできるだけ一人でいたい、と思っていました。

まるで弱った動物が、そっと穴を掘りその中で体を休めるような気持ちで、家で静かに過ごし、またエネルギーを貯めてから月曜日を迎えていたのです。

でも、今の生活では、「一人でいる時間」と「人といる時間」の割合が8対2くらいなので、人に会うためのエネルギーを十分貯めることができています。

まるでスマホのバッテリーが十分充電されたようにエネルギーが貯まっている状態で人といられるようになったので、最近のわたしは、人と会うこともとても楽しみです。

人と会ったとき、一人でいるとき、それぞれ自分のエネルギーがどうなるかは、

一人でいる=エネルギーを消費
人と会う=エネルギーを貯める

一人でいる=エネルギーを貯める
人と会う=エネルギーを消費

この2つのタイプに分かれるような気がします。

わたしは完全に後者なので、一人でいる時間が増えたことで人と会える余力が生まれたことは、素直にうれしいな、と思っています。