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人ができること/自分ができること

誰々の◯◯が凄い、尊敬する、羨ましい、自分もそうなりたい、妬ましい、自己嫌悪、死。

このサイクルが出来上がったのは多分高校生くらいの時だったと思う。

"隣の芝生は青い"というように、なぜか人のもつもの、環境、能力、あり方に人よりも強く羨望することがよくあった。そして長けた妄想の力で自分を同化させて、自分が彼/彼女だったらこう振る舞うみたいな想像を好きな音楽にのせて一生していたことがある。今でもそうです。

永遠に治らない病に罹っている。厨二病です。

でもずっとこうして生きていると、どうしても色々やってられなくなったり。誰の人生を生きてるんだ?ってことになってきたり、いろいろ不都合が出てきた。

今まで人の成功や失敗はお金や環境や才能や賢さなどに依存しているとばっかり思っていたけど、どうやらそうじゃないらしいことをうっすら思ったりすることがあった。

表には裏があったり、本音と建て前があったり。色々。

それでもう「いいなあ」とか「うらやましいなあ」と思うばっかりなことにも段々と飽きてきたので、そう思うのを辞めてみた。

あんなに華奢で服選びには何も困らないだろうなあ…

→素敵なスタイルでいてくれてありがとう。こちら、あなたがそういてくれるおかげで身が引き締まる思いです。


あんなにキラキラしてて、歌って・踊って、みんなから愛されて、すごく満たされてるんだろうなあ…

→心から気持ちよく歌って、全身で喜びや悲しみを自分の分まで表現してくれてありがとう。


みたいに。綺麗ごとめに考えるようにした。

たぶん自分には自分にしかできないことをやっているであろうし、人もしかりです(強引)。いつまでも他人の枠や価値観を自分にあてはめていたって、この満たされない感じやずっと枯れている感じは消えない気がするからなあ。

だからって自分が誰かに羨ましがられたら幸せか、というとそうではないし。

そういうことです。





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