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【首都圏にはない仕事が秋田にはある】秋田在住フォトディレクター コンドウダイスケさんインタビュー

皆様こんにちは!「なまはげ印のお米やさん」のnoteでは、これまで食のことを中心にご紹介してきましたが、今日は「仕事」の話。オンラインストアでご購入頂ける「あきたこまちと食材3ヶ月セット」に付いてくる「季節の秋田カレンダー」の写真をお願いしている秋田在住フォトディレクターのコンドウダイスケさんにお話をお聞きしました!


プロフィール

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1983年、北秋田市生まれ・在住。アキテッジ株式会社 代表取締役。
舞台制作の道から舞台写真に憧れ写真の道へ。数年のスタジオ勤務を経て独立。
秋田県の大型観光キャンペーン「さく、さく、あきた」シリーズをはじめとして、秋田県内や東北各地の企業・自治体のプロモーションに関わる写真や映像を手がける。
撮影はもちろん、企画段階から参加し、クライアントにとってよりよいイメージを共に追及していくことモットーとしている。、
それらの一方で舞台に関わる人々の撮影や、酒造りなど伝統産業に関わる人々の撮影をライフワークとしている。
公益社団法人 日本写真協会会員
日本旅行写真家協会 正会員

(近藤さんの主なお仕事)

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(↑福禄寿酒造WEBサイトメインビジュアル)

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大館工芸社ブランディングブック メインビジュアル

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(秋田県 秋の観光キャンペーン「さく、さく、あきた」パンフレット メインビジュアル)

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(↑やってみよう!北秋田「マタギの玉手箱」メインビジュアル)

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(↑ドチャベン2018「野生的起業論」)

インタビューはここから↓

当日はQ&A方式でコンドウさんにお話を伺いました!下の書き起こし部分には、動画でお答えいただいた内容に少し付け加えていますので、そちらもぜひご覧ください!

Q コンドウさんのご職業を教えて下さい!

A 職業はフォトディレクターをしています。以前から、写真家として5年程活動していたのですが、7月に株式会社を立ち上げたのをきっかけに職業も変えました。フォトディレクターというのは、ただ写真を撮るだけではなく、お客様の戦略やご要望に合わせて、メッセージや魅力を伝えるためにはどんな写真がいいのか二人三脚で考えていく仕事であると個人的には思っています。

Q 秋田に戻った理由は?

A 一つは東京にある映像系の大学時代に通っていた時に、演劇情報誌の編集のアルバイトをしていた(後日談ですが、この時に舞台写真家の手伝いなどをしていたのがが、後に写真への興味に繋がったとのこと)のですが、そこでは地方劇団の情報を仕入れる担当をやらせてもらっていて、その時にちょうど地域おこし協力隊や各地の芸術祭のみたいな様々な取り組みが始まっていて、そういったものを肌で感じていたというのは大きいような気がします。

もう一つはリーマンショックですね。以前から東京でずっと住めないなと思っていたこともありましたし、当時の仕事も影響をもろに受けたというのもあって、秋田に戻って縁あって務めることになった地元の写真館で5年間働いた後に、独立したという感じですかね。

Q 近藤さんにとって秋田ってどんな場所ですか?

A 私にとっての秋田は、もちろん生まれ故郷というのはあるんですけど、どちらかというと都会に憧れて東京に出ていった人間なので、あまり郷土愛みたいなのは大きい方ではないですね。

その上で写真を撮る人間として秋田を見ると、なにせ観光資源が豊富で、すぐそこに絶景があるという感じなので、仕事の種類としては首都圏ではできない仕事ができてるんじゃないかと思ってます。

後は、首都圏に比べてクライアントさんとの距離感が近いというのも魅力だと思いますし、ライバルがほとんどいないという状況もあったり、ある意味首都圏で写真関係の仕事をするよりも、成立しやすい環境にあるんじゃないかなとは考えています。

Q 近藤さんはこれからどんなことをしていきたいですか?

A 7月から、株式会社に業態を変えたというのも一つあるんですけれども、これまでは写真を撮るということを通して、地域の事業者さんの力になるということを目指してきたんですが、今後はそれをさらに一歩進めて、写真に限らず、映像や文章も含めてトータルで魅力やメッセージを伝えられるように表現の幅を広げていきたいと思っています。

それと、これまでは一人でやることは多かったのですが、これからはパートナーになってくださっている事業者さんと一緒に、その時のクライアントのイメージに合わせていろんなクリエイターたちと協力しながらチームとして動けるようになっていきたいと思いますし、自分も含めて秋田県内のクリエイターの方々が仕事を通して育っていく土壌ができたら良いなと思っています。


最後までお読み頂きありがとうございます!いかがだったでしょうか?

個人的には、首都圏ではできないような仕事ができるというお話や、最後の仕事を奪い合うのではなく、チームで切磋琢磨しながら仕事を通してクリエイターが成長しあっていく土壌がつくりたいという姿勢が非常に印象的でした。

これからこのnoteでは、秋田の生産者・食のことはもちろん、秋田在住の方の秋田自慢や季節の秋田のことなどもご紹介していきたいと思っていますので、ぜひともフォローの方よろしくお願い致します!

コンドウさんHP→http://akitedge.com/

なまはげ印のお米屋さん(オンラインストア)→https://andon.base.shop/

ANDON日本橋店→https://andon.shop/

ANDON下北沢店→https://shimokita.andon.shop/



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