人類高等遊民化計画 2023.4.10
最近、夢について考える機会があった。
昔から夢なんてなかった。
特になんか取り柄があるわけでない。
それよりもタチが悪いのは競争心というものがまるでないこと。
それは誰かにだけじゃなく、自分に対しても。
もっとこうなりたい、昨日の自分よりも成長していたいというキラキラをわたしは持っていなかった。
それでも別によかったし今なんか、のらりくらりと好きに囲まれて生きていければそれでいいとより一層の自己肯定を持って生きている。
一生懸命に働いて成長することが楽しいという人も多くいるのだろう。
わたしみたいにお金さえあれば働かずにオタクLIFEに邁進したいと思う人もいるはずだ。
人は社会に貢献しないと生きてはいけないのだろうか。
オタクとして一生懸命に需要を生み出すことは貢献とは言えないのだろうか。
そもそも、みんながみんな働かないと世界は今よりも悪くなるのだろうか。
人類はもっと肩の荷を下ろしていいのではないか。
みんなが同じように働かないと不公平なのかな。
働くことで自己成長を感じて人に喜ばれることを活力にする人たちとテクノロジーがタッグを組めばストレスを抱えるやる気ナッシングな人たちを開放してあげられるんじゃないか。
そうすることでやる気ナッシングな人たちが妙な妄想を働かせて面白い何かを供給し始めたりしないだろうか。
生活の糧のための労働によって人はここまで発展して心に余裕(ヒマ)ができた。
そこに関しては今を創ってくれた人々に感謝する。
じゃあ、わたしたちはここからどうする?
生きるために嫌なことも頑張る?
誰かのために身を粉にして働くことはやっぱり美徳なのかな。
そうして世界を創ってきた人たちはわたしたちにもそれを望むのかな。
遊び心があっても遊ぶ時間がなきゃ全力で楽しめない。
お金まで潤沢にとは言いませんので、どうか、どうかわたしを高等遊民にしてください。
そういう選択肢があってもいい、と思いませんか?
需要を生み出すことに関してはきっと一流になれると思います故、何卒。
他力本願を誰に本願していいのかわからん案件だけど。
妙な妄想から生まれた、わたしの初めての夢。
人類高等遊民化計画の完遂。
夢の一歩としてオタクLIFEを日々精進していきます。
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