同じにおいのひと。の話
昨今大変な世の中。お家でまったりの方、仕事の方、色々。新しい年度が始まる今日急に、思い出した女性の方がいる。
出会いは、飲み屋。居酒屋の隣の客。よってて何にも覚えてない。ただ、連絡先を交換した。
なんでもない日に、急に思い出して、ラインのアイコンを見る。藤井り○に似ている。こんな顔だっけ??そお思いながら、連絡をした。
今から会おうよ。こんなクソ文句に、いいよと一言。家に着くと、二人の子供が寝ていた。旦那とは離婚したらしい。
床に、薬のカプセルが一錠落ちていた。何の薬かもわからない。それだけ気になって、ただ談笑して帰えろうとした。
ドラマみたいに、背中に抱きついてきて、またきてね。そう言って、キスしてもらって帰った。出会って二回目の出来事。
次にあったときは、どこからともなく、始まった。何も言わずに、子供たちが寝てる部屋の隣で二人でした。頭がおかしくなるようなキスだった。なんだろう。このキスは。なんだろうこの味は。なんだろうこの体は。そんな体だった。でも一番は、おかしくなりそうなキスだった。笑顔でいっぱいキスしてくれた。そのまま出して。そのまま出した。またね。そういうって、さよならした。なんか同じ匂いがする。
この時私は、人生のどん底にいた。精神的に参っていた。まいって、誰でもいいから、寂しさで体を埋めたかった時。
頭によぎるのは初めて家に行った時に落ちていたカプセルの薬。
同じだったんだな。
今は元気になってるのかな?
ラインのアイコンは、メンバーがいません。
俺は元気になれたよ。
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