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なまこの思い出

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記事一覧

美しすぎる街で過ごした日々

ちょうど一年程前、ニュージーランドの『クィーンズタウン』で語学留学をしていた。私は高卒で…

お雛さまのジンクス

「お雛さまを早く片付けないとお嫁に行き遅れる」という説がある。結論からいうと私の場合は当…

ダイビングで学んだこと

ダイビングのライセンスを持っている。自他共に認める運動音痴なので「えーっ意外!」と言われ…

母からの贈り物

コロナで母に逢えなくなってもうすぐ1年になる。大阪と東京で離れていても年に最低4~5回は逢え…

なまこ休暇

namaco(なまこ)はもちろん本名ではない。 その昔とっても忙しいプロジェクトチームにいた。…

夕陽と父

昔、父がガンで余命宣告をされた時期に聞いてみたことがある。 「パパ。死んだらどこいくの?…

自然と不自然

私はいわゆる都会っ子のもやしっ子だった。 小学生の時には遠足の山道で「もうやだ!全部コンクリートにしちゃえばいいのに」と呟き、先生を閉口させた。 パートナーは写真を撮る。美しい風景写真だ。 一緒にいたくて、ついて歩くうちにまず自然に慣れてきた。 気がつけば、夕陽の儚さに涙するまでになっていた。 今では綺麗な水辺や落ち葉道に転がる、プラゴミに悲しくなる。 なんて人間が作るものは不自然なんだろう。。と虚しくなるのだ。 あの時の先生に話したら、きっと呆れて笑われるかな

東京

この街にきて約30年になる。 「いつか歳をとったら空気がよい田舎に暮らすかも??」とぼんや…