推し事に関するマナーとか不文律とか

アイドルでも歌手でもタレントでも、SNSのアカウントを持っているのが当たり前で、SNSを仕事の紹介や宣伝に使うことは今や珍しいことではありません。

ライブやイベント、舞台などの告知がSNSで行われることも当然あり、それはタレントさん本人が告知することも当然あります。

そんな告知の発信に対し見かけられるのが、ファンからの「行けないけど頑張ってください」や「その日は行けないので残念です」など、告知のイベントに参加しないことを、わざわざをタレントさん本人に報告する『行けない報告』と呼ばれる行為。

この『行けない報告』には賛否両論あって、どちらかというと否定的な意見が多いのでしょうかね。時には演者さんからも否定的な発信があったりで、マナーとしてはNGと扱われることが多いのでしょうか。
(参考リンク)

でも、行けない報告ってそんなにダメですかね?
否定派の意見としては「行けない」というネガティブ情報をわざわざ出さなくても良いじゃないか、というところがあるみたいですが、何かしらのイベントに足を運ぶというのは、移動距離だったり時間的な制約や、もちろん金銭的な制限もあるわけですよね。そんな中、気持ちだけでも頑張って欲しいと伝えたい時に「観に行きますので楽しみです、頑張ってください」という書き込みが並ぶ中にただ「頑張ってください」って書き込みにくいと思うんです。
「行けないけど」って書かなくても、観に行くって書いてないからコイツは観に行かないのに頑張ってと言ってるんだなって思われてしまうのではないかと、自分なら身構えてしまいます。
だから「行けないけど頑張って!」って書いて、「それでも嬉しいよありがとう」って演者さんから思われたい気持ち、ファンとしてはあると思うんですよ。

そんな中、演者さんからの発信時点で、この気持ちを掬い上げてくれているアイドルグループがいるんです。
それがVRアイドル「えのぐ」

「えのぐ」は5人組のVRアイドルグループです。
世界一のVRアイドルを目指して、ライブやバーチャル握手会、
生放送番組などの活動を日々がんばっています。
私たちの活動が皆さんに勇気や感動を与えられる、
そんな存在になりたいです!(公式ホームページより)

彼女たちはイベントの告知をこんな風に発信します。
空間を、物理を超越したVRアイドルだからこそ、イベントには肉体が参加するしないではなく「魂」が重要なのだと理解しているのでしょう。

演者さんがこんな風に語りかけてくれるのならば『行けない報告』がどうこうなんてのは最初から問題にもならないのです。

まとめとして言いたいことは「えのぐ」は最高ということです。
これからも逢いに行きたいし、魂も飛ばしたい。常に気持ちだけでも現場にいたいと思う次第であります。


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