ほんとうは小説家になりたかった
はじめて自分が自覚した夢は「作家」だった。
いわゆる小説家のこと。
周りがケーキ屋さんか花屋さんしか言わないなか、子どもが知らない職業を挙げる自分が気持ちよかっただけな可能性もある。
だからそれが心からの夢だったかはわからないのだけど、確かによく物語を書いていた。
物語を完結させられた記憶は一度もない。
でも間が空いたりしながら、中学生の頃までは書いていたと思う。
(高校生ではギャルになって、金髪で毎日学校をサボっていた。ちなみに学校をサボってみんなはゲーセンに行く中わた