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今日の1枚はこれ!『ヤングジャンゴ』 / ステファン・グラッペリ (1979)

ステファン・グラッペリは、フランスのジャズ・ヴァイオリニスト。第二次世界大戦前から晩年まで精力的な演奏活動を続け、ジャズ・ヴァイオリニストの第一人者として活躍した。

彼は、パリ音楽院で学ぶ。1934~48年、伝説のジプシ-・ジャズのギターソロリストのジャンゴ・ラインハルトとともに”フランス・ホット・クラブ五重奏団(Quintette du Hot Club de France)”を結成し、1934から1939年まで活動した。創成期のヨーロッパ・ジャズ界で、弦楽器だけのジャズバンドとして大活躍した。その後、ジャンゴ・ラインハルトは、43歳の若さで1953年に急死する。

「ヤング・ジャンゴ」は、1979年の作品。当時71歳のグラッペリが、若手ミュージシャンを集めてジャンゴを追悼したアルバム。
ギターのフィリップ・カテリーンは、ベルギー人。一時期カテリーント組んでいた偉大なジャズベーシストのチャールズ・ミンガスが彼を”ヤング・ジャンゴ”と呼び、”70年代のジャンゴ”と呼ばれた男。このアルバムの選曲は、カテリーンが行った。
ラリー・コリエル、アメリカ合衆国のフュージョン・ギタリスト。ジャズとロックやジャズとクラシックの融合などを試みた人物。
ニールス・ペデルセンデンマークのコントラバス奏者。グラミー賞を取ってこともある人物である。

この作品は、ステファン・グラッペリのヴァイオリンと、ギターとベースいうフランス・ホット・クラブ五重奏団を思わせる編成で録音された。1曲を除いてすべて当時のお馴染みの曲。「マイナー・スウィング」や「ジャンゴロジー」は名曲として知られている。ステファン・グラッペリの円熟した演奏と若き天才ギタリストが偉大なギタリストであるジャンゴ・ラインハルトをカバーしている。

このアルバムは、ジャズの名盤として知られている。しかし何も難しくなく1曲1曲も比較的短いので、すっきり聞くことができる。ジャズの入門盤としても、おすすめである。ステファン・グラッペリの流れるようなヴァイオリンが大好き!

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