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14歳下と成婚した50代男性の話

【婚活で辛かったこと】

「女性って、お金が全てなのかな」と感じたことです。 


東京と大阪と名古屋と兵庫とオンラインで入会相談を受け付け中!結婚物語。の仲人Tです。

今週の動画はこちら!


さて、今日は、

年の差婚が年々減少する令和で、まさかの14歳下の女性と結婚した男性のお話です!

それでは、張り切ってどうぞ!
※過去に色々あったので写真はご容赦ください


年齢 55歳(成婚時57歳)
住所 田舎
職業 個人事業主(職人系)
年商 2,000万前後
学歴 高卒
婚歴 ボツ1
子供 なし
両親 他界

外見)
背は高くないが清潔感があるイケメン。
髪がふさふさでスタイルもいい!若い!
武田真治さんが茶髪になった感じ。

性格)
接客業なので愛嬌とコミュ力がある!
一途、真面目

【婚活したきっかけ】

40代後半で、奥さんが病気で亡くなりました。
子供もいなかったので愛犬と2人で生きてきましたが、さすがに寂しくなって婚活を始めました。

【結婚物語。に入った理由】

最初は再婚者が多いマッチングアプリに登録しました。しかし、全くマッチングせず…!

ネットで調べたら、アプリのノウハウを教えてくれる業者がたくさん出てきました。

その中で『おとうふさん』という方が良さそうだったので、その方にプロフィール文を作ってもらいました。おすすめカメラマンさんも教えてもらい、写真もガラッと変えたところ、一気にマッチングするように!

すぐに恋人ができて嬉しかったです。


恋人には、10歳のお子さんがいました。
お子さんは不登校でした。

思春期で不登校。そんな時にお母さんが夜遅くまで男と遊んでいるのは嫌だろう。僕に子供はいませんが、それくらいは分かります。

そう思い、デートは必ず夕方に解散していました。

そのうち「母に預けてるから大丈夫」と恋人が言い出したので、遅くまでデートするようになりました。ところが、実はお子さんを1人で留守番させていたことが分かり、かなりの価値観の違いを感じました。

さらに、新興宗教の信者であることも発覚。


そこで別れを切り出したら、彼女がストーカーに…!

僕は個人事業主でネットにお店や自分の顔写真が出ているのですが、そこから調べてお店に来たり、手紙がずっと届いたり、しばらくは大変でした。

やっと落ち着いた頃に思い出したのが、以前、おとうふさんに頂いたアドバイスでした。

「〇〇さんの年齢で、遊びたいんじゃなくて結婚も考えているなら、結婚相談所もいいかもしれません。」

確かに、アプリで揉めたら警察を呼ぶくらいしかできない。でも、結婚相談所ならお互いの住所や職場も分かっているし、ルールもあるから安心かも。アプリよりたくさんの情報が最初から分かるし、宗教の話も聞きやすそう。

おとうふさんはナレソメという結婚相談所とお仕事をしていましたが、勧められたのはそこでなく、結婚物語。でした。

「ナレソメは若い人が多い相談所なので、50代なら幅広い年齢をサポートしている結婚物語がおすすめです。」

これを思い出して、結婚物語。に入りました。


【婚活で辛かったこと】


「女性って、お金が全てなのかな」と感じたことです。


最初にお見合いしたのは、10歳下のびっくりするほど綺麗な方でした。しかも、会ってみたらプロフィール写真よりさらにお綺麗でした!

お見合い会場で彼女に出会った時、心から「結婚相談所に入って良かった!!」「もっと早く入っても良かった!」と思いました笑。


しかし、お見合いが始まると、

「お金はどのくらい持ってるんですか?プロフィールでは詳しく分からないので、毎月何にどれだけ使っているかの生活費の内訳と貯金がどれだけあるか、株式や不動産などの詳細を教えてください」

と言われました。

驚きましたが、彼女が1人目だったので、これが異常な事に気付かず、次のデートで食費や光熱費など生活費の内訳と貯金額、所有する株などを全部紙に書いて持っていきました。

今思えば素直すぎたと思います。

生活費の内訳を見せた途端、彼女の顔が曇りました。

「思ってたのと違う!もっと贅沢できるんじゃないの?」


僕は年商が2000万前後です。個人事業主は節税ができるので、手元に残るお金はうまくやれば会社員で同じ額を稼いだ時より多い。ただ、仕事の備品を買ったり店舗の光熱費を払ったり、当然必要なお金もあります。

2000万の年商があれば、2000万全額を使えるわけではないんです。

年収1000万の会社員だって税金を引かれて手取りは700万台になるし、しっかり貯金もしようと思ったら、実際に使える額は500万や600万になりますよね。

彼女はそれが分かっておらず、稼いだ分を使える(年収1000万なら毎月83万、年商2000万なら毎月167万使える)と思っていました。

「私、最低でも年収1500万の人を探してるんです。」

今なんておっしゃいました!?🤣
プロフィールの希望年収には『500万以上』と書いてましたよね!?

※彼女と出会ったのは女性会員の希望年収が男性会員に見える連盟。最大手のIBJは見えない

「私は1500万以上って書きたかったんです。でも、相談所のアドバイザーが『派遣で学歴もない40代の貴女がそんなことを書いたら誰も会ってくれないから!』って必死に止めてきたから、仕方なく500万以上って書いたんです。」

確かに、それが書いてあったら僕も会ってない笑。

どれだけ美人でも、これは厳しいな…と思ってお断りしました。




20人くらいとお会いしましたが、高い年商のせいか、お金目当ての人は多かったです。

また、僕がお見合いするのは40代50代。その年で初婚の人は皆さんこだわりが強く、「私はこんな人間です!あなたが合わせてね!」という圧を感じました。


婚活を続けていくうちに、

一回り下の美人が会ってくれる
=お金が目当て

美人なのに40代で初婚
=性格にクセがある(浪費家や頑固など)

と悟りました笑。






でも、同年代からも申し込みをたくさん頂いたのに、一回り下の若くて綺麗な人ばかり選んでお会いしていたのは、僕自身です。

僕は奥さんが亡くなったこともあり、「奥さんに先立たれるのは嫌だ!」という気持ちが強く、若い女性に行きがちでした。

今考えれば、歳の離れた美人さんばかりと会うことで、僕がこの事態を引き寄せていたのかもしれません。

(※仲人T注・こんなことを言っていますが結婚相手も歳の離れた美人です🤣)

【結婚物語で良かったこと】

Tさんの「年が離れていることを口に出すな」というアドバイスが非常に良かったです!

❌年が離れてるけど大丈夫?
❌もう若くないから・おじさんだから
❌僕が大学の時、〇〇さんはまだ幼稚園か
❌ジェネレーションギャップがあるよね
❌お母さんの方が僕と年が近いよね
❌肌のハリが全然違うよね

年齢を気にしないから年上と交際してるのに、わざわざ歳の差を強調されたら「そう言えば確かに老けてるな」「年上と付き合ってるんだから、お金をいっぱい出してもらおう」と相手が舐めてくる、冷めてくると教えられました。

こういうセリフを言わないよう気をつけてみたら、交際相手とグッと距離が近くなりました!

結婚物語は全員で担当制なので、本当にたくさんのスタッフさんに応援してもらいました。

中でもSさんには本当に感謝しています。

一回り下で、気が強い美人と真剣交際になった時のことです。

深く知っていくうちに「合わないのでは?」と思ったけれど、美人なので別れる決心がつかず、事務所に電話して相談しました。その時に出てくれたのがSさんでした。

「彼女は僕と結婚したい、好きと口では言うんだけど、気が乗らないとラインも電話も無視するんです」「ハイブランドの店に連れて行かれて、『私はこういうブランドが好き』と言われたんです」

Sさんは僕の話をうんうん聞いたあと、一言

「もう、本当は結論が出ているんじゃないですか」

とおっしゃいました。


ハッと目が覚めて、こちらからお断りすることができました!


恋は盲目です。アプリならそのまま結婚してしまったかもしれない。でも、結婚相談所なら、危険な相手と結婚する前に止めてもらえます!

違和感があったら、迷わずプロに相談しましょう。

【今のお相手との馴れ初め】


IBJを検索していたら画面に出てきました。

結婚相談所には滅多にいない金髪!
かなり派手な印象の美人さんでした。

でも、プロフィールを読んでみたら真面目な職業で、良い意味でギャップがありました。

さらに「お客さんに喜んでもらえるのが嬉しい。そのために仕事を頑張っている!」と書いてあり、いい人だなと思いました。

年齢を見たら、14歳も下!
さすがに離れすぎかな…!

でも、彼女が僕の年齢もOKにしていたので、ダメもとで申し込んだらお見合いが決まって驚きました。

実際に会ったら、とにかく明るい!
ハスキーな声も魅力的でした。

僕は奥さんが病気で亡くなったので健康には気を遣っており、プロフィールには「オーガニックや自然食品が好き」と書いていました。

今までに出会った女性陣は、あまり料理をしない、結婚後も外食したい人が多かったので、どちらかと言えば嫌がられることが多かったです。

でも、彼女は「プロフィールにオーガニックが好きって書いてあったからお見合いした!私も好きだから!」と教えてくれました。体にいい食べ物や飲み物(お酒なら芋焼酎より麦焼酎が体にいいとか)の話で盛り上がり、とても楽しかったです。

今までの女性にはお金の話ばかり聞かれていたので、かなり新鮮でした。

交際になっても、彼女は僕のお金に本当に興味がなく、全く聞いてきませんでした。話題に出ないまま成婚が決まってしまい、慌てて僕が貯金や生活費の話を切り出したくらいです。こんな人は今までにいませんでした。


彼女は思ったことを何でも言うし、本当に気さくです。本能のまま生きていて、猫をかぶるところが全くありませんでした。

彼女は初婚なのですが、2回目デートから「普通、将来をちゃんと考えてたら20代で結婚しますよね〜!私、40過ぎても独身ですよ?何も考えてなさすぎ!」と爆笑しながら言ってきて、僕も思わず笑ってしまいました。

僕のことは「若いうちに結婚して、病気の奥さんも最後まで介護して、めちゃくちゃ偉い!私とは全然違う!」と褒めてくれました。

「友達に〇〇さんのこと話したら、『離婚じゃなくて死別?奥さん引きずってそう!』『そんな年上の人はやめた方がいい!』って言われたの。でも私、この年まで初婚よ?そんな贅沢言えないって!」と大笑いしていたこともありました。

すごく気が合って、しょっちゅうデートしました。

1人でお店を経営しているので、当然デート中は閉めます。早く結婚してもらわないと売上が落ちて店が潰れると思いました笑。


話は飛びますが、婚活中の出費はかなりのものでした!

自分の世代は男が奢るのが当然だし、「せっかくデートするならいいお店で美味しいものを食べたい!」という気持ちが強かったので、毎回2人で35000円くらいするお店に行きました。2軒目バーに行って数杯飲むとプラス1万円。1回で50000弱になりました。ちょっと頑張りすぎたかな。仮交際が6人いた時は、1週間で20万使ったことも!

でも美味しかったし、楽しかったし、結果的に素敵な女性に出会えたので万々歳です!


今までの交際では、相手に好かれようと気を遣っていました。

だから、デートが終わる時間には「なんとか無事に終わった」とホッとしました。次の日に交際終了が来ないと「良かった、合格した」と思っていました。常に氷の上を歩くような、緊張した状態でした。

でも、彼女といると違いました。

もちろん、カッコよく見られたいという気持ちはあります。でも、緊張はしないし、デートが終わるといつも「まだ話したい!」「ずっとそばにいたい!」と思うんです。成婚が決まった今でもそうです。

早い段階で「他の男と会ってほしくない!」と思いました。

IBJでは真剣交際したい気持ちが何パーセントかを書く欄が男女どちらにもあるんですが、会うたびに「今日何%?」「60%くらいになった?」「80%あるかないかだけ教えて!」みたいに聞いていました笑。彼女は「それ、直接聞いたらダメなやつ!」「まだ内緒!」と笑ってました。

5回6回会って、彼女が僕の店に来てくれました。その時に真剣交際を申し込み、OKをもらいました。

【過去の話はしないで】

彼女は本当に何でも言ってしまう人だったので、僕は最初から釘を刺しておきました。

「僕は今の〇〇さんを好きになったんだから、過去のことはどうでもいい。これだけ生きてきたらお互いに色々ある。過去の恋愛とか遊んでた話はしないでね!」

でも、彼女は本当に黙っていられない人で、過去の恋愛事情を赤裸々に伝えてきたんです。

正直、黙っていて欲しかった!!

一度は別れも考えました。

女性の皆さん、男の方が過去は絶対気にします!
元彼の話をされたらリアルに想像しちゃって、めちゃくちゃテンションが下がります。

女性は何でも受け止めてほしいと思いがちですが、話を聞いただけで、彼女とのキスすら気持ち悪くなる男性もいます。

僕の知人は、彼女が昔水商売をしていたと聞いて、キスする時に「お客さんともしていたんだろうな」と嫌な気持ちになったそうです。それで揉めたら「お客さんとHはしてないし、水商売で客にするキスなんか、気持ちのないキスじゃん!」と言われ、真面目に生きてきた知人は「そもそも、普通の人は気持ちがない相手、付き合ってない相手とキスはしないんだよ!」とキレてしまったそうです。

あまりに感覚が違って、その2人は破局してしまいました。


元彼の話、過去に遊んでいた話、遊ばれた話、不倫していた話、夜の仕事の話、中絶した話、ワンナイトした事がある…特に昔の男との性的な事情は絶対言わない方がいいです!

今のあなたを好きになったので、過去はどうでもいいんです。知らなければ幸せに過ごせます!

微妙な過去がある事自体は悪ではないです。

「1人で抱え込むのがイヤだから」「聞いてもらってスッキリしたいから」

そう思って、伝えなくてもいい事を伝え、自分が楽になるために相手にイヤな思いをさせるのが悪です!


⬇️遊ばれた話をすると雑に扱われる

⬇️毎回過去の恋愛話をして振られていた美人

【それでも彼女を選んだ理由】

好きになってしまったから!笑

過去の話を聞いて、一晩寝られなかったし、本当に嫌な気持ちになりました。「言わないでと念押ししていたのに、何で言うんだ!」とも思いました。

でも、それでも彼女と離れたくないと思ってしまったので、僕の負けです!笑

介護でも宗教でも病気でも借金でも、すぐにマイナスの情報を伝えて振られる人は多いけど、どうせなら惚れさせてから言った方が許してもらえます笑(女性は特に)。真剣交際の直前に言いましょう。

【彼女に惚れ直した話】

僕は、前の奥さんと買った家に住み続けていました。家には当然、前の奥さんの仏壇もありました。

他の女性はそれを聞いたら「そこは売ってね」「そこには住みたくない」「新しい家に仏壇は持ってこないで」という感じでした。

真剣交際に進んだけれど、都会育ちの彼女がこんな田舎に住めるかな。やっぱり家や仏壇は処分しなきゃいけないのかな。そう思っていました。

でも、彼女は全然気にしていませんでした。

僕の家を見にきた時、仏壇を見ても「ふーん、仏壇があるのか」という感じで受け止めてくれました。

「結構スーパー遠いから、私、自転車買った方がいいね!」と言われ、「本当にこの家に住んでくれるんだ」と感動しました。

こんな大らかな人、本当になかなかいないと思いました。


一緒にいたら、居心地が本当にいいんです。

この年でこんな人に出会えて、とても幸せです。


本当におめでとうございます。
末永くお幸せに〜!!

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