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ステップファミリー 〜アウトサイダー、インサイダー〜

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
ステップファミリーは、実親と連れ子(もともとの親子である)のグループ「インサイダー」に、継父・継母の「アウトサイダー」が加わる構造です。
何気ない日常生活の中に、グループの壁は現れ、アウトサイダーに疎外感を与えることがあります。

たとえば、夫婦で会話をしていたところ、子どもが帰宅。
子どもは継親に対して「ただいま」も言わずに、実親に対して今日あった出来事を帰るなり話し始めた。
そのまま子どもと実親の話は盛り上がり、継親はいないように扱われてしまった。
インサイダー側はそんなつもりはまったくなくても、アウトサイダーは除け者にされたと感じます。
インサイダーの実親が継親に「ただいま」を言うよう、子どもに声かけをすべき場面だと言えます。

インサイダーである実の親子同士であれば、何も言わなくとも伝わる部分が、アウトサイダーの継親にはまったく伝わらないため、その疎外感は発生します。
今回の例の場合であれば、子どもはたいてい帰宅後すぐに話始めることをアウトサイダーが知らないことで、疎外感は発生しています。
また実親が、子どもはこんなものだと当然のように理解していることが、継親が初めて親になる場合は、子どもの行動に慣れていないことから、疎外感に繋がったりします。
インサイダーがアウトサイダーに対して、思いやりと気遣いを持って接する必要があると言えます。

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