「さんまさんが私のことを知ってて、びっくり!」伊藤みどり選手
2024年はオリンピックイヤーではあるけれど、パンデミックで変則的な3年後の開催となったせいか、あと3カ月と言われても今一つピンと来ないのが実感です。
私の中で一番思い入れのあるオリンピックと言えば、1992年(平成4年)にフランスのアルベールビルで開催された冬の大会。この大会で銀メダルに輝いたフィギュアスケート・伊藤みどり選手の本を担当することになり、その年はかなり長期間にわたって取材を続けました。
何しろメダリストということで、国民的に注目されている時期です。各方面から様々なオファーが相次いで忙しい彼女のために、名古屋・広島間の新幹線移動の数時間にインタビューを行ったことも。
「そう言えば、この間新大阪の駅で降りたら、たまたまホームにいた明石家さんまさんが『おめでとう』って言ってくれたんですよ。さんまさんが私のことを知ってて、びっくりしました!」と弾んだ声で話す彼女に、こちらがびっくり。だって、ほとんどの国民が知ってますから。
しかし、競技の様子が世界に配信されて地球規模で有名になっていることなど全く他人事のような無邪気さがまた、彼女の魅力でもありました。
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