アーユルヴェーダの下剤
昨日は「国際ヨガの日」のヨガセッションをさぼり、今日はほぼ一日かけて下剤をかけた。アーユルヴェーダのトリートメントで、ハーブの薬を飲み、小腸を洗浄する。今でいうデトックス?
段取りとしては、粉末の薬を溶かして飲み、あとは白湯を飲み、ベッドに横になり、もよおすと、トイレに走っていく、という繰り返しの、地味なイベントではある。
だいたい早朝にはじめてお昼ごろには一段落するけど、今日は9時頃から始めたので、午後4時頃まで引きずってしまった。
それまでは白湯だけで、何も食べない。夕方にようやく、ミルクティーとバナナケーキ、でもいつもはごくごく飲めるお茶が半分までいかない。
基本、何もしない一日になる。やるまでは抵抗し、最中は痛かったり気持ちがふさいだりするが、おわるとそれなりの充実感があり、何もしなかったのに充実している、というお得感に包まれる。
二週間に一度やるのがデフォルトなのだが、ここ数年はさぼっていて、今日は久しぶりの決行である。
はじめて、この下剤かけをしたのは、20年近くも前に、足の傷が膿んだとき。膿で下剤を処方されるなんて、と思ったものの、実際によくなった。今では皮膚の疾患ならまず下剤、これが私の中でお約束になっている。
それだけでなく、眼精疲労、消化不良、肩こりなんかにも効き目を感じる。お腹に未消化物がたまっていると、ネガティブな想念も湧きやすいと言われていて、小腸の洗浄は心の健康のためにもよいそうである。
なら、さぼらずにやれよ、という突っ込みを入れたいが、心身によいものって、インドにいっぱいあって、まるで底なしのようで、ときどき、もういいようって思っちゃうんだよね。
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