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トラックレコードに入社しました! "Colla" で仕事の喜びを最大化するプロダクトマネージャーに挑戦します。

こんにちは nako です。先日の退職エントリを読んでくださったみなさま、ありがとうございました。たくさんの反応をもらえて嬉しかったです。
お知らせした通り、今日は私の New Chapter についてお話しします。

New Chapter

2022年7月1日、株式会社トラックレコード(TRACK RECORDS, Inc.)"Colla" のプロダクトマネージャーとして入社しました 🎉
経営陣を除くと5番目の社員です。

これは私の人生に存在する点のひとつではあるものの、まさか自分がシード期のスタートアップに挑戦するとは思っていなかったこともあり、大きな点になっていく予感がします。ワクワク、そして時にヒリヒリするような New Chapter のはじまりだな、と感じています。

転職活動と、芹川さんとの出会い

前職 LINE Growth Technology では、プレイヤーとして PM をやりながら、チーム・組織のマネージャーとして業務に携わっていましたが、
頭が燃えるほどプロダクトのことを考えたい・目まぐるしく変化するスピードの中に身を置きたい、というプレイヤーとしての欲望が沸々と湧き上がってくる毎日でした。

一方で、比較的初期フェーズのスタートアップに転職することは考えていませんでした。まだまだ規模が小さいスタートアップは明日どうなるかわからないし、今いるメンバーとの相性によって自分のパフォーマンスが最大限出せないかもしれないリスクがあったからです。

そんな時に Twitter でつぶやいてみたところ、本当にたくさんの反応をいただきました。全てのメッセージにご返信をすることができず申し訳ない気持ちでしたが、思えばここが大きなターニングポイントでした。

これをきっかけに、前職に残り続ける選択肢も持ちつつ、主に成長段階で社員が100〜500人規模、次のステージとして上場が視野に入っている企業を中心に、カジュアル面談で話を聞きました。正直に言うと、どの会社も面白そうでした。成長著しく、とにかくたくさんの人の力が必要なフェーズで、面白くないわけないはずです。

一方で、この規模になってくると、前職でも感じていた組織課題が必ず発生していることもわかりました。横の繋がりが難しい・チーム間で情報が共有できていない・採用が難しい・チームやマネージャー・メンバーの育成における問題・ビジョンやバリュー浸透の課題などなど。これはもう、組織が100人以上に成長する時に必ず経験する成長痛なのかもしれません。

仮にそうなのであれば、せっかく1〜2年かけて組織の課題に向き合ってきた LINE Growth Technoloy にもう少し残ってもいいのでは?と思い始めたタイミングで、トラックレコードの 代表取締役 共同経営者である芹川さんに出会いました。

芹川さんから最初にもらった Twitter の DM

通常のカジュアル面談だと「いますぐ選考を受ける予定はないです」とお伝えすると「ではまた近々お話しましょう!」となることが多いです。
芹川さんと最初にオンライン面談した時も同じだったのですが、芹川さんはそう言いつつも他のメンバーと話す予定を次々とセッティングしていきました。それでも「まだすぐには転職しないです」と言っている私に連絡をくれ、今後のキャリア相談にのってくれたり、トラックレコードに入社したら私が力を発揮できることを言語化してくれたり、いくつかの選択肢をくれました。

今ふりかえってみると、あまりに転職に対して消極的で煮え切らない態度の私に対して、良い評価や贅沢な選択肢をくれたな、本当にありがたいなと思いますが、冷静に考えると本当に採用はタイミングが重要だし、間髪入れずに機会を作ることが大事なんだな、と思わされました。
あとはもう感覚的なことでしかないですが、このペースで連絡をくれた人・話した人がトラックレコードのメンバーでなかったら、もしかしてちょっとしつこく感じて嫌になっていたかもしれません。トラックレコードのメンバーとフィーリングが合った、としか言い表せないですが、これが「スタートアップに挑戦しても大丈夫かもしれない」と思ったきっかけかもしれません。

トラックレコードや Colla に強く惹かれていたものの、転職・入社に関してまだ不安が拭いきれなかった私は、副業で Colla の開発に関わりはじめることにしました。

Colla とはなにか? そして入社へ

Colla は「リモートワーク時代の最高なチーム構築をサポート」する Slack アプリをベースとしたサービスです。

Colla の中にいる Colla さん がふとした雑談のきっかけを自然と作ってくれる、急速に増えたリモートワークにおける課題にアプローチできるアプリであり、Slack App をインストールすれば利用が開始できる!という手軽さから、本当にたくさんの方に利用されています。

私が副業で Colla の開発チームに関わり始めた時、Colla さんが紹介してくれるシャッフル質問回答をきっかけに他のメンバーの人となりを知ることができたり、雑談のきっかけが見つかったりしました。
この人どんな人なんだろう?カジュアルに話かけていいのか迷うなー、ということはよくあると思いますが、その壁を自然と取り除いてくれるのが Colla さんかもしれません。本当に Colla さんはチームや組織のコミュニティーマネージャーだな、と感じています。

感謝の気持ちや賞賛に「アメ 🍬」を添えておくる「キャンディ機能」も 機能のひとつです。

社内でも感謝や賞賛、バリューに紐づく行動などに対して、キャンディをおくりあっています
おくりあったキャンディは CSV ダウンロードできるので、
miro でのふりかえりにも使っていたりします

副業中の限られた時間内でもチームのメンバーは社員と変わらずに接してくれましたし、Colla のコアバリューに触れ、小さな改善の積み重ねに関わることができました。私は一人で福岡からリモートワークをしていますが、コミュニュケーションで困ることはありませんでした。

直近では、Colla の新しい姿を描くプロダクトロードマップの作成をしたのですが、これは非常に学びの多いプロセスでした。
これらの経験を経て、より深く Colla のプロダクトマネジメントに関わっていきたいと考え、トラックレコードに入社することに決めました。

その決断をした時、もしかしたらここまで自然とチームに入ることができ、決断ができたのは Colla さんというコミュニティーマネージャーがいたからこそかもしれない、と、思った以上に Colla に愛着を抱いている自分にも気がつきました。

プロダクトマネージャーとして

私自身がプロダクトマネージャーとしてより良いキャリアを形成していけるかどうかも今回の転職において重要視していたポイントでした。

また、今は漠然としているものの、もし将来的に自分で会社を作りたい・ビジネスをやりたい!と考えた時に、今の私はあまりにも経験不足・知識不足ですし、いくらビジネスに関する書籍を読んだり勉強をしても、やはり実体験に勝るものはないかもしれない、とも感じていました。

トラックレコードは常に必要な情報がオープンにされている環境で、毎月社内のメンバーが集まる場所で会社の財務状況やプロダクトの状況について細かく共有があります。経営メンバーが考えていること、そしてそれをビジネスに落とし込んだり、数字を見ながら仮説を繰り返していく姿から学べることが多いです。

また、データ分析基盤・データウェアハウスの整備が進んでいるので、BigQuery や Redash、Airtable などを利用して、自分でデータ分析をしながら施策を考えていくことができます。データを分析しながら課題を見つけ、仮説検証をし、よりよい施策を考えていく仕事は、自分の今までのバックグラウンドが活かせるし、自分に合っていると気づきました。

入社オファー時に「事業リード経験はないけれど、The Product Management Triangle の3要素をバランスよくカバーでき、プロダクトマネージャーに向いている。今後実績を作っていくのが次の nako さんのキャリアにとって重要では」という言葉をもらいました。
このオファーの期待に沿えるように、プロダクトマネージャーとして実績を作っていきたいです。

これからの Colla 

さて、副業でチームに入っているときから今日まで、ユーザーのみなさんに愛される Colla であり続けるため、そしてサービスが成長していくためにはどうしたら良いか?試行錯誤してきました。

トラックレコードの MISSION は「仕事の喜びを最大化して世界を変える」です。Colla はその MISSION を実現していけるプロダクトのひとつです。

いまみなさんに使ってもらっているシャッフル機能キャンディ機能 をより使いやすくしていくのはもちろんですが、Colla を使ってくださっているみなさんが、Colla に助けられたり、気づきを得られたり、チームや組織をよりよくするためのきっかけを作れるようなサービスにしていきたいと考えています。

まだお見せできない部分があるのは非常に残念ですが、Colla は Slack bot としての側面と、みなさんが Colla を楽しく利用することで自然と蓄積されていく情報を利用できる Web の機能も持ち合わせています。
これからリリースしていく新しい機能は、この2つをバランスよく組み合わせていく予定です。

早くみなさんにもお見せできるように・・・ちょっとだけプロトタイプの様子をお見せします。

少し長くなりましたが、これが私の New Chapter のはじまりです。いままでチームや組織・マネジメントの課題にたくさん向き合ってきた私だからこそ、Colla で実現できることも多いはずです。たのしみにしていてくださいね。

Colla やプロダクトマネジメントについてなど、話したいことが山ほどあるので、定期的にみなさんにもお知らせしていきたいなと思います。

最後に・・・
Colla ってなんだろう?気になるな、という方は、ぜひ一度 Colla をためしてみてください。もう Colla を使ってるよ!という方は、もしよければ感想や要望などお聞きしたいです。トラックレコードについても気軽に聞いてください。Twitter の DM で連絡をもらえるとうれしいです!


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