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人間関係はどうでもいい。

「職場の人間関係はどうでもいい」
そう思って意識を向けない。
それが愛だと思った。

職場の人間関係が辛くて仕方なくて
ずっと悩んでいた。

誤解があったり
すれ違ったり
頑張っていても
協力していても嫌われたり
そんなことが続いていたので
心身ともに疲れてしまっていた。

このままでは
思うように働けないと思った私は
もう吹っ切れた、というか
ハッとして
「やることをやって帰るだけ
職場の人間関係はどうでもいい。」
そう思うことにした。

今の仕事は
体力がいるから大変なのだけれど
気に入っていて
辞めたくなかったから。

何をされても
何も言われても
嫌な顔をされても
いつもと変わらず
挨拶だけは交わして
後は自分の仕事に集中する。

つい考えそうになった時は
「やることをやって帰るだけ
職場の人間関係はどうでもいい」
そう、自分に言い聞かせて
今やっている仕事に集中した。

そんな日々を過ごしていたある日
いつも私を無視していた先輩が
笑顔で話しかけてきてくれたり

他の先輩にも
「助かったよ~」って
声をかけられる・・・
なんてゆうことが
なぜか頻繁に起こり始めて・・・

「職場の人間関係はどうでもいい」なんて
冷たいことを考えていたのに
逆にうまくいっている・・・
これはいったい
どういうことなんだろう?と思った。

そうか、
「どうでもいい」っていうのは
相手がどんな態度でも
どんな言葉を発しても
なにを思って何をしていても
それは自由だってことだ。
それを受け入れるってことだ。

私はいつの間にか
「こうしてほしくない」
「こう思ってほしくない」って
他人をコントロールしたい気持ちを
強く持ってずっと悩んでいたんだ。

だから
それを手放した瞬間
自分でも知らないうちに
相手の自由を受け入れていたんだ。

相手を自由にさせてあげること・・・
それは「愛」以外に考えられないと思った。

そして
「職場の人間関係はどうでもいい」と
吹っ切れていたハズなのに

先輩たちと交わす言葉が
こんなにも優しく温かく
心に響いて嬉しいなんて・・・

仕事の帰り道
自転車をこぎながら
思わず泣いてしまった。

私が本当に求めていたことは
「みんなが気持ちよく働ける職場」
だったんだな。

きっと私がずっと
暗いオーラを発していて
みんな居心地が悪かったんだろうな・・・。

申し訳ない気持ちになったけれど
大切なことに気が付けて良かった。

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