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直感で決める

刺繍糸の配色は
直感で決める。

なぜなら
それが楽しいから。

以前の私は
配色を決める時にいつも
ああでもないこうでもないと
頭で考えていた。

自分でちゃんと
分かっているのか分からない流行や
この色にはこの色!みたいな決まりとか
ぐるぐるぐるぐる考えて決めていた。

それだとなんだか緊張して
楽しく制作できないのだ。

承認欲求に
惑わされていたのだと思う。

先日、夫の用事で図書館に行った時
なんとなく手に取った
刺繍コーナーの本。

その本の中の作品から
作家さんの楽しい気持ちが
伝わって来た気がして
ニヤニヤしている怪しい人に
なってしまったのだけれど
とても楽しく拝見できた。

あ、こういうことか…。

なんて
改めて感じてしまった。

伝わるんだ、楽しさは。

作家さんの顔や
作業風景が見えなくても
伝わるんだ。

いつも自分の作品に
完全に納得できるわけじゃないし
自信はないのだけれど
「楽しい」気持ちには
自信を持てる。

それでいいんだ。

初めて選んでもらった作品は
ただ楽しくて作ったものだったのだから。

温かいご支援ありがとうございます。