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続く日々

水分をたっぷり含んだ
初夏の朝の風

カーテンが揺れると
草の匂いがザーッと入ってくる。

私はただ
たった今幸せでありたい。

やりかけの刺繍
たまった洗濯物
昨日の雨
今日の晴れ
続いていく日々は
当たり前じゃない。


:::⚘:::⚘:::⚘:::

中学生の頃
つたない文章で
詩を書いていたことを
ふと、思い出した。

それが楽しくて楽しくて
友達と見せ合いっこしていた。

今思えば
なんて恥ずかしいものを
友達に見せていたのだろう、と
顔が赤くなってしまうのだけれど。

そんな大切な思い出
どうして今まで
忘れてしまっていたのだろう。

短い文章を
ただその時感じた感覚や
感情を手にまかせて書くような。

本を読むのは苦手だったけれど
詩集を読むのはとても好きだった。

長文を読めなかった
ただそれだけの理由だったと思うけれど
読み漁っていたこともあった。

大人になった今
その頃の感覚でもう一度
書いてみたいなと思った。

文章というのは
しっかりと書かなくちゃいけないんだとか
伝わるように頑張らなきゃいけないんだとか
そう思うとギュッと
窮屈になってしまうのだけれど

自然に楽しく書こうと思うと
詩のようになる。

ナルシストか(笑)

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