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恋愛体質エゴイストの性癖開陳

こんばんは。
夜。
最近、日記が夜になっている。
朝の電車の中で書くサイクルが、なんとはなしに崩れている。

そして今日のこと……あまり思い浮かばないな。疲れてるのかな。今日の仕事は大部分、ひとつの作業をやっていた。翻訳みたいなこと。仕事はごく穏やかに進んだ。自分の職場は、ごく穏やかに進むと、会話がない。

定時ちょっと過ぎにはマストのものは終わったけど、なんか動く気になれなくて、小1時間、PCを消したデスクでスマホを弄っていた。こういうのってよくないのかな。側から見たらどう思われてるんだろ。残業中にサボってるように見えてるのかな。…とか考えながら。
本当はもう1件、進めることができた件があったけど、今日のうちに完遂する気力もなかったのでおとなしく下地だけ用意して退勤した。

『仮面の告白』を読み終えて、馴染みの書店に行く。感想会をしている友人(社員さん)に会いに(※本も見ます。)。
やっぱり三島由紀夫への感情、「めっちゃわかる」し「めっちゃわからない」だ。私と友人それぞれの、同作品を読了しての三島の形容がどっちもすごい悪口みたいになってしまっておかしい。
でもやっぱり、とにかく彼の自意識の大きさはすごい。性癖よりも文章力よりも思想(だったのか?という疑問が今となってはわいている)よりも、彼がエッジーだったのは、その自意識の大きさなのではないか。とんでもないエゴイズムを持った恋愛体質の人の性癖開陳本だ、これは。はい、タイトルは『仮面の告白』のことでした。バチが当たるかしら。前にも書いたけど好きですよ、三島由紀夫。

ちょうど数日後に平野啓一郎の『三島由紀夫論』が出る。そこには「仮面の告白論」も入る。『三島由紀夫論』は予約した。600頁超の大作(と書いて大ボリュームファンブックと読む)だから、たぶんひと息に読むことはないと思うけど、「仮面の告白論」だけは早々に読むことにしよう。

本当に読むか?
積読に追われながら読めるのかい?
積読本はいつ読むのかい??
スローリーディングのすすめってったって、色々な本が読みたいのもやっぱり本当だよ、平野先生。

高等遊民か、さもなくばケセランパサランになりたい。

ヘッセに軽蔑されちゃうね。

それでは。

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