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ドラッカー風エクササイズでメンバーと相互理解を深めよう!

こんにちは!ロコガイド サービスデザイン室 デザイナーのnanaeです!
前回の転職活動noteから三ヶ月・・・新しい職場にもだいぶ慣れ日々奮闘しております。

先日、サービスデザイン室でメンバー間の相互理解を深めるワークショップを開催しました。今回はその内容をご紹介しようと思います。

ワークショップ開催の背景

ワークショップの説明の前に、開催の背景を少しお話します。

転職先のロコガイドはとても温かい環境で、入社後も沢山の方にサポートいただきすぐ馴染むことができました!
しかし、リモート環境のため一部の方としか雑談やその人の人となりを知る機会が少なく、もどかしさを感じでいました。

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そんな中、ちょうどいい手法があるよ!と先輩にドラッカー風エクササイズを教えていただいた事が開催のきっかけでした。


ドラッカー風エクササイズとは?

教えてもらったワークショップはドラッカー風エクササイズです!
アジャイルサムライの著者であるJonathan Rasmusson氏が書籍やブログで紹介しているチームビルディングの手法です。
定めた質問に全員が答えることで、相互理解の促進と期待値の擦り合わせができます。特にプロジェクトの開始時や新メンバーを迎えるときに効果的です。

なんのためにやるの?

ドラッカー風エクササイズのメリットはこちら。

 - お互いの期待値を擦り合わせることができる
 - メンバーの得意分野を知ることができる
 - メンバーの仕事に対する価値観を把握できる


つまり、自分への期待値・個人の価値観・得意分野を知ることができます!
では、知らないと業務にどんな支障が生じてしまうのでしょうか?

例えば・・・
勝手に相手の得意分野を思い込んだり、タスク進行をメンバーに期待してしまったり・・・

私たちは当たり前に人に期待する生き物です。このような事が起こる原因は相手をよく知らないから!これに尽きます。

なので、相互理解が深まるほど、お互いの魅力を最大限引き出すことができます。また、不要な期待や勘違いを防げるためコミュニケーションも円滑になります!

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改めて、ワークショップの目的をまとめてみました。

🔥 チームメンバーの相互理解を深め組織力を向上させること!
 - メンバーの得意領域・考え方を知る
 - メンバー同士の期待値・役割を知る


事前準備

ワークショップを円滑に進めるため、事前準備を2つ行いました。

・メンバーにワークショップの内容を事前共有
・質問シートの作成・事前記入

・メンバーにワークショップの内容を事前共有
少しマイナーなワークショップのため、事前に目的や概要をメンバーに共有し認識合わせを行いました。
参考記事にも目を通してもらうことでワークショップの雰囲気を掴んでもらうことが目的です。
実際に共有した内容はコチラ↓


・質問シート作成・事前記入
Figmaで ワークショップ内で使用する質問シートを作成しました。

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今回はドラッカー風エクササイズで推奨されている4つの質問をロコガイドエディションと称しまして少しアレンジしています。
ガラッと内容は変えず、文言を柔らかくし価値観の部分に厚みを持たせました。

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こちらの質問シートをチームに展開し事前記入のお願いをします。
自己分析に近い内容なので、じっくりと考えてもらうべく事前記入を推奨します!

ワークショップ当日

当日のタイムスケジュール(所要時間:約1時間半)
 - 目的・背景の説明(10分)
 - 発表(10分×5人:50分)
 - コメントマージ・感想会(15分)
 - 事後アンケート展開

FIgma上で質問シートをマージしワークショップを行いました。
全てのシートを一覧で見ると・・・圧巻!

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自分のコメントに好きな色を設定し、ひと目で「あの人のシートだな!」とわかる仕様にしています。

・メンバーからの期待・役割を比較
シート内容を発表後、「コメントマージ・感想会」で自分が思う「チームメンバーから期待されていること・役割」メンバーからの「自分に対して期待すること・役割」をマージする時間を設けています。

自分の認識と他者からの認識の比較を行うことで、自分の役割の再認識や気づけていなかった良いところを知ることができます。
コメントは色分けしているので「この色は○○さんからのコメントだったな」振り返りやすい仕様になっています!

↓私のシートの一部

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私への期待値として高かったのは若手ならではの成長・素直さでした!
自分で意識していた客観視点も期待や役割として挙げていただいたので、より一層力を入れていこうと思えました💪


・メンバー間の共通点を発見
自分の役割・期待値の他に、個人の価値観を共有することでメンバー間の共通点を多く見つけることができました。

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- 目標達成意欲が高いメンバーが多い
- 1人のメンバーに対してほぼ全員が同じ期待値を持っていた
- チームで成果を出すと気分上がる!というメンバーが多かった
- 学ぶことに対してポジティブなメンバーも多く、逆に学びがないと気分が下がる人も
- 自分の役割とメンバーからの期待値が一定リンクしていた

参加者からの声

最後に、事後アンケートでいただいた声をご紹介させていただきます。

💪 < メンバーの自己認識と他者からの認識の間に一定の共通項が見えて、
     普段のコミュニケーションが一定機能していることが分かってよかった
⛳️ < お互いへの期待がわかって、自分の立ち位置がわかった!
      自分がチームでどう動くと良いのかが少し指針ができた
🔍 < 良いとこ探しみたいで気持ちがいい
😌 < 普段ほめられ慣れてないので照れた
🤝 < お互いの仕事に対する価値観が知れて良かった


まとめ

今回のワークショップを通して自分の役割の再確認、期待値のすり合わせが行えました。
また、本人が気づいていなかったいい点を見つけることもでき、自己分析・他己分析を同時に行えたかと思います。
今回のワークショップは部署が違うメンバーで行う事も効果的かもしれません。
PJ結成時に相互理解や価値観の共有・役割の擦り合わせができるとパフォーマンスを最大限発揮できそうですね!

質問シートのテンプレートを配布します!ぜひご活用ください!



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