![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125780031/rectangle_large_type_2_4274b9183cbbc6a456f8985d1c36c38f.png?width=1200)
Photo by
masaya_chonan
辞める人にかける言葉がわからない
今月と来月を合わせて、10人では収まらないくらいたくさんの人が辞めていく。今日も分かっているだけで3人が辞めた。誰かが辞めるたび、自分が薄情な人間である気がして嫌になる。
気がして、というか、実際そうなのだと思う。今度ご飯行きましょうね!みたいな積極性はまるで持ち合わせておらず、ただ相手の言ったことをオウム返しするだけ。お世話になりました、最後にお話しできてよかったです、またどこかでお会いした際はよろしくお願いします。
何を言うかではなく感情を見せる方が大事、みたいな話を最近聞いた。この場合なら、「残念」という感情をゴリ押しすること。気の利いたことを言うよりも良いのだそうだ。
実際のところ、「この職場はそんなもん」と割り切りすぎてしまっていて、「残念」という感情はあまりない。でも、ゼロではないのだから嘘ではない。しかし、5しかないものを50に見せるような、そういう細工が私は苦手だ。
他者への関心のなさを自覚するのが嫌だ、という理由で職場でのコミュニケーションを避けていることに気づいた。無いもんは無いんだよ、と開き直るのを来年の目標にしよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?