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「斑点落葉病」ってどんな病気?

りんご畑で必要な7月の作業内容をまとめました。

わからない物がたくさん出てきたので、一つ一つ丁寧にまとめていきたいと思います。今回は「斑点落葉病」という病気についてお勉強です。

【斑点落葉病】

生態の概要としては、5月〜9月に分生子飛散、6月〜9月で葉や実に感染するもののようです。平成25年では一部地域にやや多く見られたそうですが、近年の発生は少なくなっているようです。

発生しやすい品種は「王林」「金星」「夏緑」「北斗」「世界一」など。逆に発生しにくいのは「ジョナゴールド」「さんさ」「未希ライフ」「紅玉」「トキ」「星の金貨」「シナノゴールド」など。

こちらのサイトに写真が掲載されていました。ちょっと痛々しい見た目になってしまうんですね。葉、実、枝で病斑が見られるようです。ただ枯れていたり、ちょっと弱って葉の色が薄くなってしまうのとは全然違うな〜、というのは素人目にも分かるような感じです。

防除に関しては、「初期防除」(花が落ちる直後から20日くらいまで)、「後期防除」(6月中旬以降〜8月末くらいまで)で対応の仕方がない変わるようです。また、どの薬を使うのか、どのくらいの濃度で散布するのかも細かく設定されています。

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細か!「パスポート」「ベフラン」「アリエッティ」あたりが、なんとなく周りから聞いたことあるような響き…農家さんによっても使う薬は色々と異なるはずです。

薬の細かい違いについては、また別の記事でまとめてあげたいと思います。

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