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「腐らん病」はりんごで本当に気をつけなきゃいけない病気です

「腐らん病(ふらんびょう)」はりんご栽培において本当に怖い病気だなと感じています。病気が枝や幹にぐるっと回ると、その先は死んでしまうのです。怖い怖い。

わかりやすいサイトがあったので、リンクを貼っておきます。

昨日畑を見回っていて見つけたものをご紹介。

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こんな風に、ハサミなどで皮をはぐと、鮮やかな茶色でボロボロになってしまいます。そして、独特のアルコール臭がして、夏なんかは特に臭いです。うえーってなります。

枝に対して垂直にぐるっと確認したところ、もう全部「腐らん病」に犯されてしまってました…もうこの先はどんどん腐っていくばかり。切るしかありません。

見分け方としては、「斑点模様」とのこと。

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木の皮のところに黒いブツブツがあるのが分かりますでしょうか。これが「腐らん病」の印です。そして雨が降ると、このブツブツからオレンジの粘液を噴出するんだとか。青森県が発行している「りんご生産指導要項」によると、このオレンジの粘液は分生子(胞子)の集塊だそうです。ひー。

他の木に移ってしまうものなので、見つけ次第除去しないといけません。小さいものであれば削って薬を塗る治療法があります。まずは畑を見回り、4月中にはなるべく治療を終えられるように作業にあたりたいと思います。

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