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「キンモンホソガ」青森では4世代発生。九州では7世代も発生するってマジか。

青森県の『りんご生産指導要項』によると、青森では「キンモンホソガ」の発生時期が4回あるようです。その中でも第二世代が7月中旬〜8月上旬に発生し、7月はその防除の作業が必要です。

7月全体の畑作業に関しては以下の記事をご参照ください。

この「キンモンホソガ」について調べていたら、九州の方では発生時期が7回もあるんですね…大変だ…その都度、防除のための薬剤散布をするんでしょうか。なかなか骨の折れる作業になりそうですね。

農研機構のサイトもご参照ください。写真がカラーでわかりやすいですね。卵が透明で、なかなか素人には見つけにくいものなのではないでしょうか。

青森での防除の要点としては3つです。

①春季に落葉を集めて処分する、②春期に集中的に産卵されるひこばえは、産卵が終了する開花期唐落下直後に剪去する、③薬剤防除

ちなみに「ひこばえ」とは、りんごの木の根本から生える新しい枝のことです。昔は弱った木から生えるものとしてただ切られてしまっていたもののようですが、最近はものすごい再生能力があるということが見つかり、古い畑の再生にも活用されているのだと言います。すごい、ひこばえ。

③の薬剤防除に関しては、地域やその年によっても防除適期が異なるようです。発生が多い場合は、羽化状況を観察した上で散布しなければなりません。この辺りはまだ、わたしには対応が難しいので、師匠と作戦会議をしたいと思います。

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