りんごとの「関係から問うという姿勢」
「関係から問うという姿勢」
内山節 氏の『自然と人間の哲学』という文献で"著者解題"として一番最初に出てきます。
【「りんご農家の減少自体が課題」としてきたことについての反省。】という題で記事を上げました。この反省のきっかけになったものです。
りんご農家の減少の課題、解決策という観点からよく議論されることは以下です。
「いかにして生産の効率を上げるか」
「6次産業化が必須だ」
「流通技術の向上のためにはどうすればいいのか」
りんごを「管理する」客観的な対象として捉えています。それだけでは足りません。
自然を人間の外にある客観的なものとして位置付けず、自然と人間の関係を通して自然と人間をの双方を検討し、その関係の変容をみることで現代世界の構造を自然哲学の視点から捉える。それを目指したのが冒頭で紹介した文献です。
難しいです。まだ全て読み込めてはいません。理解し、りんごに落とし込みます。その時に、「関係性から問う」ことに加え、新たなりんごと人間の関係のあり方が見えてくるはずです。その仮説については、改めて記事に出来たらと思います。
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