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ありゃ。なんじゃこのボコボコは。

たまにこんなボコボコしたりんごの実があります。痛々しい姿。

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これは病気などではなく、物理的な傷です。

おそらく薬剤散布の際に走るスプレーヤーがぶつかってこうなったのではないかと思われます。可哀想に。

こういうものを防ぐには、冬の間に行う「剪定」で対応をしておく必要があります。

剪定の時に、「りんごの実がなったら枝がしなってくるはずだから、このくらい切っておこう」「この高さはスプレーヤーにぶつかるから、ガッツリ切っておこう」など、ちゃんと夏から秋ごろの畑の様子をイメージして取り組む必要があるのです。

これは、経験がものを言う世界になってしまうので、まずはやり続けるしかないなと思っています。

「りんご農家は毎年が1年生。卒業はできないけれど、プロにはなれる。」

先日、知り合いのデザイナーさんがりんご農家さんを紹介してくださいました。その時にりんご農家さんがおっしゃっていた言葉です。どんな職業でも当てはまる、素敵な言葉だなと思いました。頑張ろ。

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