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【食べてみた】ひょっこり生まれ出たりんご「印度」

「印度(いんど)」という品種のりんごをご存知でしょうか。今回食べるまで、名前しか知りませんでした。先日りんご農家さんとお話ししていた時に「あげるよ」ってたまたまくださったのです。初めて食べることができました。ありがたや。

最近、自分が何かおかしい気がします。形が一般的に流通している綺麗なものではなく、ゴツゴツしていたり不格好なりんごがとんでもなく可愛く見えるのです。今回の場合は、この鋭角な側面がなんとも言えません。あと、色もいいですよね。着色の管理をしないと、本当に個性あふれる模様になるんです。くすんだ黄色と緑の間のような色がたまらんです。

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えーなにこれ。本当に可愛い。

ちなみに、食べると甘味が強いです。酸味はほとんどありません。そして柔らかめで、噛んでいくとちょっとボソボソする感じですね。

明治初年に弘前市にひょっこり生まれ出た品種だとか。当時すっぱいりんごが主流だったのですが、戦後に甘いりんごの需要が伸び、高級りんごとして流通したそうです。詳しい説明は以下のHPがオススメ。

このサイト、とても懐かしい作りをしています。色々な品種が掲載されているので、見ると面白いです!杉山かおるさん、杉山ようさんというお二人で運用されているようです。このお二人はこのHPの運用や著書で、青森県内外で流通している数多くのりんご品種について学術的かつ一般消費者目線で詳細に記録解説を積み重ねています。りんご産業の進行に功労のあった団体に贈られる「木村甚彌(きむらじんや)章」を平成28年度に受賞されています。すごい!

こんな感じで、ちょいちょいいろんなりんごの試食レビューもしていきたいと思います!

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おしりも撮影しとくんだった…後悔。

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