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「腐らん病の泥巻きってなんで効果あるの?」

青森県主催の基礎講座を受けてみました。その時に自分として「へぇ〜」となった情報をシェアします。先日「収量」に関する記事を書いたので、気になった方はぜひご覧ください。

今回は「泥巻き」についてご紹介したいと思います。りんご畑には、ビニール等でぐるぐる巻きにされた木があったりします。りんご農家だと「あ、腐らん病の治療をしているんだな。」と、ピンとくる光景です。

2020年シーズン中、師匠に「練習しときなさい。」と言われ、「泥巻き」を習ったことがありました。

マジで泥を木に塗りたくる方法なんですが、「なんでこれが効くの?」と謎しかありませんでした。今回研修で「泥巻き」についても触れられていたので、せっかくなので改めて調べてみました。

1998年に書かれた論文によると、「泥巻き」がなぜ効果を示すのかはさまざまな説があるそうです。(さまざまあるんだ)

こちらの論文で記載されている主な理由は以下の通りです。

土壌微生物と腐らん病菌との拮抗作用
樹皮の水分含量が高い状態に保たれるために腐らん病菌の進展が抑えられるのと同時に病斑周囲の健全部のカルス化を促進すること

なんとなくわかったような気がしてきた。もっと知りたい方は以下URLより論文を見てみてください。


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