見出し画像

月間献立チャレンジ ~4-6ヶ月目・マンネリ&試行錯誤編~

9月末からスタートした月間献立再チャレンジ。
気付けばもうすぐ半年がたとうとしています。

前回の記事で書きましたが、継続の要は計画にあり!ということで、しっかりと計画を立ててスタート。最初はうまく回っていました。
しかし導入から3ヶ月過ぎた昨年末頃から、なんとなーくうまく回ってないような…と感じるように。

そこから現在に至るまで、約2か月半の試行錯誤を続けてきました。
当時の私は思いつくままにあれこれと改善を試みましたが、改めて振り返る中で、課題と対処法を体系立てて整理してみましたので、今回の記事でご紹介します。

上手くいっていない原因を分解

まず、この「なんとなく」の感覚が何なのか?を具体的にあげてみると、課題の種類はどうやら3つに分類できそうです。

①メニュー不足に伴うマンネリ化

導入当初にメニュー新規開拓したものの、作ってみると意外と手間だったり、家族の受けが良くないメニューも。それらが自然と献立から外れていき、じわじわとレパートリー不足に!
とりあえず手持ちのメニューを使い回すも、作るのも食べるのにも飽きを感じる…

②仕組みが上手くいっていない

献立を1か月分思いつかないので、2週間分作って残りは後回しに

2週間後に「献立決めてなかった!」と焦り、結局また同じメニューを使いまわす…
献立を作って食材もリストアップしているのに、食材の発注を忘れる・注文が漏れる

③いまの”自分”に合っていない

出社日や急な残業の日は特に、決めたメニューを作るのが面倒くさくなり、結局無視して適当に作る日が出てくる

月間献立自体は思考と手間の節約でQOLをあげてくれる効果を実感していたので、うまく継続したい…!!
ということで、軌道修正のために、少しずつ試行錯誤を続けてきました。

アプローチ①:レパートリーを増やす

時々気になるメニューをネットで見つけては献立に加える、というのはやっていましたが、やはり定期的な新レシピの投入が必須と判断。

ほぼホットクック調理できるメニューでまかないたい!という希望があるので、ホットクックのレシピを改めて収集することに。

最初の計画同様、しっかり時間をとってレシピ本やネットから良さそうなメニューをピックアップ。

いくつか書籍は参考にしていますが、中でもやはりホットクックに特化したレシピ本が良かったです。​

同じくとろみんさんのnoteマガジンも参考にしています。

アプローチ②:仕組みを見直す

▲曜日でメニュータイプを固定
(例;月曜は肉、火曜は魚、水曜は麺類など)

これは私の場合、合わなかったようです。決めてしまうとそれに縛られて、レパートリーの少ない曜日が埋まらず(汗)
ただ、栄養バランスは考えて週最低1回は魚介にする、程度の緩い枠だけ残しています。

◎主菜+汁ものを基本形として固定、副菜は基本作らない

メニュータイプ固定が上手くいかなかったものの、何らかの枠があった方が思考の節約になるな…と思い「主菜+汁もの」を枠として設定しました。

夜は必ずお米を炊くので、炊き忘れもありません(ちなみに麺類は休日昼間に食べてます)。
汁ものは9割味噌汁。具材はなんとなく決めておきつつ、余った食材を入れるという緩い運用です。

副菜については、我が家の場合は作ってもほとんど残る!
副菜は野菜が多いので本音は食べてほしいけど、作ったところで結局食べないストレスや手間を考えて、ここは省くことに。

副菜は私が食べたいものがあるとき・気が向いたとき(=家族が食べなくても気にならない)だけおまけ的に作るスタイルにしました。

◎2週間単位で献立をまわす

失敗からの学びです。なかなか献立を決められなかった時も、「2週間なら何とか埋められる!」というのを逆手に取り、そもそも最初から2週間×2回の献立を基本形にしてみました。

実際には、完全に同じものを使い回さず、どうしても食べたいメニューに一部変更することもありますが基本は2週間がベース。

実際やってみると、同じメニューでも2週間たっているので気にならず。何カ月も回すと飽きると思いますが、たぶん2か月ぐらいなら何とかいける…(想像です)。

○献立表の形式を変えた

私の場合、出先でスマホからも確認したいので、献立作成はGoogleスプレッドシートを使用。生協発注日に合わせて水曜始まりのカレンダースタイルにしていました。

【Before】

画像だと見づらいのですが…メイン+サブ欄の下にその日に使う食材をリストアップ
⇒それを元に右端に週で必要な食材リストを作る、という方法です。

これだと以下の課題が。。

スマホに入れたアプリからシートを確認する際に、Beforeだと細かくて見づらい…
1日の必要な食材を書いた後に、週単位で発注する食材を書きだすので、二度手間になっていたうえ、週単位で書きだすときに転記漏れが発生しがち。

そこで、よりシンプルな形式に変更。

これまで以上に買い物がしやすくなりました。

・発注したらセル色をグレーに
・ストックが家にあるもの(乾物など)は取消線
・スーパーでしか買えないものなどは文字色を変更

【After】

アプローチ③:“自分の”目的に合わせた調整

月間献立を取り入れている主な目的は、思考力と時間の節約です。
そして私の場合、さらに「決めてある安心感は欲しいけど、縛られすぎず臨機応変にやれる余地は残したい」という気持ちがあります。

実際に、厳密に守らないことも(何度も)あったし、そういう時でも気持ち的には「まぁいっか」と思えます。ただ、そうするとずるずると計画が崩れていき、帳尻合わせのために本来削減するはずの思考力を無駄遣いしてしまっていることに気付きました。

なので、あらかじめ仕組みの中に余白を設定しておくことに。

★週1はラクなレシピを入れておく

⇒予定外の急な出社や、残業発生日、体調不良等の時のためにめちゃくちゃ時短で簡単なメニュー(納豆+味噌汁/豚丼、など)を木金あたりに設けることで、別日とスイッチできるようにしました。

★お惣菜DAYを作る

⇒既に予定のある日、疲れている日曜などは、お惣菜を買う日!と決めます。

定期的なメンテナンスを

いかがでしたか?

振り返ってみて感じるのは、定期的な見直しと微修正の大切さ。

人間は飽きやすい生き物。繰り返し同じようなメニューを食べているとマンネリを感じるのは仕方ないことなのかもしれません。私の場合、2~3か月くらいでマンネリの波が来ている感覚です。

今の時代、ほとんどの食材は年中スーパーで手に入れられます。でも、やっぱり旬の食材は美味しい!季節の食材やメニューを楽しむというポジティブな気持ちで、時々新しいメニューを取り入れていきたいです。

そして、私たちの生活も、気付かないうちに日々小さな変化を積み重ねています。仕組みそのものも、変化に合わせてメンテナスが必要。そのためにも、時々こうして振り返る機会を設けたいと思います。

食材の旬やおいしい食べ方がわかるシリーズ。知育にもgood