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【世界のビジネスアイデア】 レストランで蜜を防ぐには?組み立て式パーツで屋外、テラスでの飲食を可能に

ロンドンでは、組み合わせできるパーツによって、屋外飲食エリアを設置する、という取り組みをしています。

パーツは、木製のテーブルやチェア、仕切りとして植物やアクリル板を用います。自然素材のパーツ、仕切りにも植物を取り入れることで、癒しやストレス軽減の効果も望めますね。可動自由ですので、真夏や真冬といった屋外での飲食が厳しい時期は取り払い、春や秋の外が心地良い季節にだけ設置することが可能です。(参照元: covidinnovations)

【ちょっと脱線&ひと工夫】

これは、既存のパーツを組み合わせて建てるプレハブに似ているでしょうか。立て付けではなく移動可能、組み合わせによって、場所にフィットするサイズ感やデザインに変えることができます。パーツがレンタル式であれば、収納場所も取りません。

日本でも、ファッションから始まり、家具や家電もレンタルできるようになってきましたが、飲食店にもこの流れが入り込むかもしれません。飲食店は、災害や今回のコロナような感染力のある病気の影響を受けやすい業態です。リスクヘッジの方法も限られていますが、変化に柔軟に対応できるよう、可変部分をキープしておくことは店の存続を左右します。今回のような、屋外飲食用のパーツをレンタルするビジネス、特に、テーブル同士の接触や飛沫防止対策がデフォルトで付いているものは、需要が高まるでしょう。

少し話が逸れますが、日本は国土も狭いですが、飲食店内のスペースも、あまり広く取れない傾向があると思います。コロナ禍のソーシャルディスタンスは、飲食店には辛いものがあるでしょう。ニュースでチラッと見たのですが、パチンコ屋さんの空気清浄は、10分くらいで空気が全て入れ替わるようになっている。これ、スペースを取れない店舗への大きなヒントになっていそうです。この機能を細分化しすることができた場合を想定してみましょう。焼肉屋さんの各テーブル上に設置されている煙を出さない換気扇がイメージです。そして、理想論ですが、シャープのプラズマクラスターのような、ウイルスをキャッチしてくれる空気清浄機付きの換気扇を各テーブル、またはセクションごとに付けておけば、蜜を避けるためのソーシャルディスタンスを省くことが出来るかもしれません。

もちろん、そういう製品はまだ出ていないかもしれないですし、コストもかかるでしょう。ただ、長期に渡ることも考えると、早期に導入してコロナ禍でも安心してお店に入れるイメージを付けておけば、客足の減少食い止め、そしてコロナが収まった時の客足回復は早いと思います。

最近、泊まったホテルのドライヤーが、にシャープのプラズマクラスター付きのものに置き換わっていました。髪に付着したウイルスを除菌してくれるんでしょうか。こういう対応の速さも、安心して泊まれる後押しになります。

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