『銀河鉄道の夜』に触れました(1/?)

銀河鉄道の夜に触れました。

初めて知ったのは小学生くらいの頃だったかな
でも読んだことはないどころかこの年まで正直内容も全く知りませんでした。

ただ、『銀河』と『鉄道』の一見すると全然関係のない単語なのに
並んだ時の兄弟のようなしっくり感は、並びに違和感を感じたことがないまま、改めてタイトルを見たときに感動したものでした。


さて銀河鉄道の夜を読んだことはありますでしょうか。
ざっくり説明をすると、

いじられっこのジョバンニが祭りの夜に、丘の草原に寝転がっていると
いつの間にか汽車の中にいることに気が付きます。
なぜか目の前には先ほどまで一緒にいたわけではなかったカムパネルラもいます。
二人はいろいろな星座のステーションを通りながら、様々な人や話と出会いジョバンニは学び、人の為になろうと強く思っていきます。

…途中までのあらすじとしてはこんな感じです。


僕は30歳を超えて初めて、まずアニメを見ました。
杉井ギサブロー監督の、ジョバンニやカムパネルラ等、登場人物が(一部を除き)猫として描かれた作品です。

これを始めてみたとき、
あ、銀河鉄道の夜ってこういう雰囲気の作品なんだ、と同時に
さっぱりわからん(笑)となりました。

僕は特別、宗教に詳しいわけでも星に詳しいわけでも国に詳しいわけでもありませんでした。
ただあの全体の荘厳さと、物悲しさはなんとなく感じることができました。

あの作品ではジョバンニの寂しさをとても時間をかけて、
描いていたように思います。
一方でカムパネルラは親友でありながらブラックボックスのような不思議な存在でした。
少なくとも汽車に乗るまでは、ジョバンニを気にかけているのはわかるのに、行動には移すことができない微妙な立ち位置なんだと思っていました。

ジョバンニはいろんな人と出会い会話し物事を見聞きして心を動かされ、成長していきます。
カムパネルラは…どちらかというと解を求めて、自分の行いが本当に正しかったのか探しているように感じました。

結末としては、やはりどうしても悲しさや切なさをまず感じる作品だと思いました。
ただ何度も触れると、ただ悲しいだけじゃない意味のある物語だったんだとわかります。

このアニメを見てから、
原作小説を読みプラネタリウムでの作品紹介も見てきました。
また、昔見たアニメ『輪るピングドラム』も大いに関わっていると思い出しました。

そのあたりを近いうちにまた感想を含めて書きたいと思います。

思い立って書き始めたのが夜だったので、
ちょっと駆け足ですがとっかかりとしてはこんなところで。

本当はもっと丁寧に書けたらよかったんですけどね。

では、おやすみなさい。
僕も銀河鉄道で旅してみたいなぁ!



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