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お雛様

4月に入っても、まだお雛様巡りが出来るということで行ってきた。
ちょっと古い話をすると、私は小さい頃からアパートやらマンション住まいで、孫にメロメロな祖父母も遠方にいた。
やっと両親が一軒家を買った時、私は中学3年生で、志望校は私立の高校だった。
つまり何が言いたいかというと、私がちゃんとしたひな壇に飾ってある雛人形を見たのは、こういったおひなさまめぐりだった。
もう何年かぶりのおひなさまとの対面。
きっと持ち主の手入れがいいのだろう。
当時の記憶と変わらない煌びやかさと美しさを感じる。
なるほど、確かに女の子の夢だと思う。
もし自分に娘がいたとしたら、こうやってお雛様を飾ってあげるのだろうか?
もしねだられれば、あい分かった!と買ってあげるのかも。
そしていざ飾ってみると子供よりずっとはしゃいでしまう母親かもしれない。
まぁ、そんな予定はないのだけれど。
そうそう、京雛を除いてお代理様が左側にいるのは、昭和天皇が始まりらしい。
海外を見習って昭和天皇が皇后の左側に立ったことで、おひなさまのお代理様も右側に飾るようになったのだとか。
伝統の中にも、グローバルの風が吹く。

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