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カラスの親指 道尾秀介 【あらすじ & 感想・レビュー】

皆さんこんにちわ!ナキです。
小学校から大学まで真面に読書をせず、読書感想文も真面目に書いたことがない人生を歩んできた私が
社会人になって読書にどハマりしてしまいました。
今となっては、もっと早く本を読むようにしておけばよかったと後悔しています。
なので、ここではそんな私がとても読み入ってしまった面白い本を紹介していきます♪

今回は、道尾秀介先生の
カラスの親指を読みました!
あらすじと感想・レビューを紹介していきたいと思いますので、是非読んでみてください♪

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*下記の要約、感想はあくまで私個人の感想ですので、そんな人もいるんだなーと思っていただけますと幸いです。
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【あらすじ】
苦難な過去を持ち、詐欺を生業として生きる中年の二人組、武沢竹夫(タケさん)と入川鉄巳(テツさん)。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙だけど、どこか本当の家族のような雰囲気の生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。それぞれの人生を懸け、彼らが企てた大計画「アルバトロス作戦」。果たして成功となるのか。
息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして驚きと感動の結末。

【感想・レビュー】

それまで信じてきたものがいとも簡単に引き裂かれ、その後ろから本当の物語が姿を現します。
登場人物のユーモア溢れる特徴が愛らしいと思えば、それが伏線になっていたり、何気ない日常のやりとり、会話にも伏線が張られていて、後の爆発的な展開で綺麗に回収されていきます。本書は気を抜くとあっという間にやられます。
私は最初から最後までやられっぱなしでした。
もちろん嫌な騙され方ではなく、真実を知れば思わず安堵の息をついてしまうほど素敵な結末です。

最後に何が伏線だったか明かされるのですが、私が違和感を抱かなかったものばかりで、詐欺を生業としてきたタケさんたちの登場する本書にふさわしい仕掛けだと感動してしまいました。

本書は文庫本で約五〇〇ページあり、なかなかのボリュームです。
しかしながら、そのボリュームを全く感じさせないくらいに面白くて内容に引き込まれます。

【最後に】
どんでん返しモノと知っていたのでどこに伏線が潜んでいるのかはらはらしていましたが、最初の最初から仕組まれていたのだと知って笑うしかありませんでした。登場人物のキャラ立ちが好きなことも含めて、非常に痛快。ミステリとしてもヒューマンドラマとしても最高で、この結末が私は大好きです。“親指”というのも深い意味合いが宿っているのだと、心が温かくなるようでした。
続編のカエルの小指にも期待大です!!


それでは、また次の本を読み進めていきます♪
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
今日も良い1日をお過ごしください♪


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