【まとめ】プリンでVIPを目指す

2023年2月1日 16:09

「スマブラでプリンをVIPにしたい！」
去年の年の瀬、ウルトラニッチな需要を抱えた僕は、ひたすらにスマブラをやり込みました。これはこれから頑張るあなたに向けた、あるいは過去の僕に向けたプリン用スマブラノートです。

プリンでVIPを目指すとは、どれほど難しいのか？
いろんなサイトを見ていると、「クソ」だの「苦痛」だの、酷い意見が散見する様子。
一言言わせてほしい。

「そうだよ」

リーチが短い、無料技がほとんどない、明確な弱点がある、そんなクソ雑魚ファイター。
そのくせ、変に「ねむる」とかいう壊しワザがあるから、ぶち当てたくなっちゃう魅惑のふうせん。

スマブラSPが発売してから丸4年経つわけですが、当然環境は進み、プリンの対策なんてバリバリ取られちゃいます。初見殺しも通用しないし、搦手も弱い。てか、オンラインに猛者しか残ってないよ…。
勝ちたいだけなら他キャラ使えばいい。

でも、プリンで勝ちたいなら手伝うよ。苦痛や苦行をシェアしよう。
このnoteは「たいして上手でもないくせにねむるで気持ちよくVIPに行きたい人」向けです。
一緒に頑張るプリ。

自己紹介（スマブラ歴）

アラサーの64-DX世代。プレイ歴は64,DX,for 3DS,SP。
ある一時を境にプリン専へ。
オンライン対戦のことは「なんとなく知ってる」ぐらいの知識レベル。
SP以前のオンライン時間としては150時間(3DSのプレイ時間)。
一番やりこんだスマブラはDX。プレイ時間は不明。地元じゃ負け知らず。
「学生の頃、スマブラやってましたよ！　俺絶対勝ちます！」みたいな人です。

ワザ解説

キャラ対策

ステージ選択

僕は圧倒的に終点が楽でした。
理由は一つ。空中からの差し込みを遮るものがないから。

空中戦主体なプリンとしては、小戦場の台があると攻め込みルートが限定されちゃうんですよね。台がなければ……と何度思ったことか。

遠距離キャラに台下で待たれるとプリン的にはかなり辛いので、終点を選ぶのがオススメ。終点で特に辛くなるキャラはいない、はず。

逆に小戦場を選ぶメリットは二つ。

ひとつは空下連の火力が伸びること。
これは何をメインに据えてるかで変わってくる。僕は空下連ができないので、この恩恵は受けられず。残念。

もうひとつは、甘えた回避受身が増えること。
相手が台上に着地するとき、体感だけど回避受身の確率がめちゃ上がる気がする。地上の時に比べて。
その移動ラインのど真ん中にうたうを当てると、ほぼ確実に眠ってくれる。

○→→→○
　　↑ココ

うたうのチャンスが増えるので、これは単純にメリット。
でも局所的かなぁ。

ニュートラルの立ち回りが弱体化するので、素直に終点がオススメです。

世界戦闘力と各段位帯への印象

※クマメイトツールさんの基準をお借りしています。

世界戦闘力、VIPを目指す上では心の支えですよね。
一部では信用ならんとか言われてるけど、僕は結構アテになると思います。
中でも僕が大切にしていたのは、「下がらなくなったという実感」です。
キャラ相性やマッチング運でどうしても上振れは発生する印象。
上の段位に迷い込んで、その常連にボコされて、適正レートに下がって、上の段位に(ry

不思議なことに、適正レートより下には下がりませんでした。
新しいこと試してる時とかはガンガン下がりまくってたけど。
とはいえ、あまり気にしすぎるのもメンタル的によくないので、程々にした方がいいかと。

特に苦手キャラが連戦してくれる時は、迷わずに申し込みましょう。
断言しますが、負けた分、確実に強くなります。
正確にいうと、「負けた数分、キャラ相性でゴリ押ししてくる格下に負けなくなり」ます。~~アイクは無理。マジで無理。2度とやりたくない。~~

「うわぁ、苦手だぁ」と思うキャラほど再戦しましょう。相手を格上認定したら負けることも辛くないし。

こんな感じで、停滞期と入門期の二つを繰り返し続けると思います。
その段位帯で負けなくなった＝戦闘力が安定してきたら、次の段位に上がれるでしょう。
ここからは戦ってきたライバルたちへの所感です。

逆VIP：小学生とキャラ特性への未理解

普通に強いです。この人たち。
巷じゃ逆VIPは雑魚〜とかいうけど、全然そんなことない！
というか、地元じゃ負け知らずが滞留してるよ、ここ。そりゃ今作からの初心者が勝てるわけないじゃん。

逆VIPを雑魚認定できる人は、SP上位勢です。
というか一般人じゃないので黙っていてください。だから、初心者の人は安心してね。本当に安心してね。

さて、逆VIP層は基本操作はできてるし、テクニックも知っている。
でも、「そのキャラの強い行動ができていないな」という印象でした。

強い行動とは：
どのキャラにも強いワザ、主軸のワザがある。
ゲーム展開を考える上で中心になるワザ。プリンならはたくや空前、空N。
強いワザは単発で強いんじゃなくて、大体がその後の展開もセットなことも多い。

はたくが強いのは判定や持続もだけど、「ベクトルが優秀だから火力に繋げやすい」から。
その特性を考えると、はたくを積極的に振るのはゲーム序盤。
でも「当たるから」っていう理由で、終盤にはたくをしてるプリンがいる。僕でした。

まずは強い行動を擦り続けて、その特性を知るところから。
上手な人のプレイ動画は本当に参考になる。スロー再生とかオススメです。
自分のやりたいことを押し付けられるようになったら、逆VIP卒業です。

未VIP修行：動きがそこそこ。対応力のなさが防御面に。

第二の絶望。マージで強かった。
逆VIP抜けて、「俺行けんじゃん」って思ってたら、頭ぶっこわされた。
ヒリヒリする難易度。口の中に苦みが広がったのを覚えています。
逆VIP脱出の目安が「やりたいことを押し付ける」なら、修行ゾーンの皆様はそれができるということに。
つまり、「やりたいことの押し付け合い」になるわけで。

攻めの基礎が固まってきた分、防御力の差で撃墜レースに負ける、みたいな試合展開が散見されました。
やっぱり「ガードの意識」と「ターン制」ですね。

ガードの意識：
自他ともに、どこでガードを張るかの意識。
まずは、ガーキャン上スマ勢(マリオ、フォックス)にやられた時に、「だよね」って思えるようになるところから。
プリンはガーキャンからの行動で特に狩られがちなので、「はたくを振らないことによる防御」を覚える時期だと思う。
振ってて思う。「持続なげーよ」って。はたくを透かしてから反撃までの時間がありすぎる。
高％はたくへのマジレスが苦しくなってくる頃合いのはず。

ターン制：
プリンは暴れ択が少なすぎる。弱と空Nくらいか。
やられてる時はしっかり逃げなきゃダメ。
よく使ってたのは、コンボ中にジャンプで逃げること。割り込みねむるとかいう都市伝説。
プリンの迎撃で使えるのははたくだけ、かなぁ。
それもダッシュで近づいてくるファイター以外には刺さりにくい。
基本的に向かってくる相手への無料ワザがほとんどない。だいたい負ける。
だからこそ、有利不利を察して、ニュートラルに戻す意識が大切。

あとはつかみの意識。
プリンはコンボキャラなので、流れを取れると結構一方的にボコれる。気持ちいい。
有利時間を長く取ってると、相手は回避に甘えがち。
そこでうたうでもねむるでもリフトでもなんでもできる。
キャラ対策でも書いたけど、重量級ほどこの傾向が強かった。
コンボしまくった後にうたう→ねむるしたときは、「なんかごめん」って思ってた。

最後に、リプレイについて。
「詰まってるな〜」と思ったら、リプレイを見てもらいたい。見るべきポイントは一つだけ。

「ちゃんとワザ振れてる？」

逆VIPから修行ゾーンに行くにあたって、攻撃力の意識は高まったと思う。
どこからでもワンチャン引っ掛かれば有利になるから。逆VIPは当てる練習。

でも、修行ゾーンからはそうじゃない。
たぶん、無駄に振ってるワザが多い。
リプレイ中に突っ込んでみると、「なんでコイツここでワザ出してるんだ……？」が多い印象。
いや、本当に。一回見てみ。誰もいない場所に空後とか振ってるから。

手癖になってしまってる部分が多いので、それを矯正しておくと吉。
個人的に、スマブラは「動けるリズムアクションゲーム」だと思ってます。

空Nを振ってる時に、空Nを振ること以外はできない。だからそう、空Nを振ってる時には、空Nを振ること以外はできないんです。

セクシー構文だけどマジっす。これ、僕が辿り着いた真理っす。
何かをしている時には別な何かができない。
手癖で無駄撃ちしてる牽制にもならないワザが、被弾ポイントを増やしてるんですよ。

リズムゲームよろしく、座標とタイミングが大事なので、ニュートラル状態の強さに気づいた方がいい。
自キャラの動きが静かになると、相手キャラの動きに目がいくようになる。
そうするともっとガードが通りやすくなるんじゃないかなぁと思います。

ボーダー付近：強い

つよつよ。レベル異次元。
修行ゾーンを卒業するということは、「防御の意識が固くなる」ということ。
つまり、防御カチカチ同士の戦いになります。うひー。

逆VIPとかで擦ってたコンボがつながると、「お？」っていう違和感になる。
それだけ相手の隙が少なくなってきたんだなぁっていう印象。

ちびちび差し合いながら、崩れたところで畳み掛ける。
別に新しいことはしていないんだけどね。結局強さを押し付けるゲームだと思いました。

ここまでくると、あとは対応力がモノを言うと思いました。
とにかく試合数を稼ぎました。1000試合くらい沼ってたんじゃないかな？
やればやる分に強くなるので、とにかく諦めないこと。

期間が長くなると成長する実感がないので辛いですが、そう言う時は苦手キャラに連戦して戦闘力を落とすのもありです。
修行ゾーン下層とかとやると、全く負ける気がしなくなります。成長してる証拠。

プリンの動きとしては、ここでようやく急降下を覚えました。
プリンミラーした時に、異次元な動きのプリンを見て察し。
「ジャンプの高さが低いプリンに急降下の必要ある？」なんて思ってましたが、大違い。

結論、めちゃ強い。
接地が早いってことは次の択に移りやすいってこと。
プリンは動きが単調で緩急がつけづらいので、急降下を混ぜてやるのがいいと思いました。

これは逆に手癖にしてもいいかも。
キャラ間のゲームスピードに理不尽を覚えたら積極的に試すべき。
眉唾ですけど、これ練習してから二日でVIPまで上がれました。もちろん、その前に積み重ねはあったけど。個人的には最後のピースでした。