血パンダはどうやって演劇を作っているか その5. 無駄な間の排除と体の動き
懸命な熱演であるにも関わらず妙にダルい、いろいろ頑張ってみたけれど、どうしても上演時間が縮まらず、では、もっと早口でやるのか、テンポをどうするのかという壁に当たったことはあるでしょうか。
という書き出しで始めてはみたものの、踊れる踊れないに関わらず、役者の無駄な一歩や、振り返った時に改めて数歩かけて立ち直すという仕草は、そこかしこで見られる現象で、血パンダではこれを徹底して排除します。
多くの役者は、体の動きの初めや終わりと連動してセリフを言うので、セリフとセリフを順序よくや