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【ストレートコーヒー】コロンビア・ピンクブルボン

ブラジルの隣、コロンビア。

豆の特徴は、南米同士で似ていると思うんだけど、コロンビアのほうが地図上でコーヒーベルトの真中に位置しているので、より高品質な豆に出逢いやすいんじゃないかなと思う。

ということで、今回は【コロンビア・ピンクブルボン】。

コーヒーチェリーの実「レッドブルボン」と「イエローブルボン」の交配種が「ピンクブルボン」。オレンジに近い淡いピンク色をしている。アラビカ種なのにサビ病に強いのが長所なんだけど、反面、摘むタイミングが非常に難しいらしいんだ。

だから、お高いんだろうねえ。

これでも期間限定で30%引きだったから、何とか買えたようなもの。

タイガー珈琲が運営するMAMEYADOさんのグラフによると、「コロンビア・ピンクブルボン」は甘味と酸味がMAXということらしい。苦味は殆どなく、香りも中々高いようだ。

オススメ焙煎は「ミディアムロースト」のようだったけど、浅煎り好きのオイラとしてはやはり「ライトロースト」にロマンを求めたいんだよねえ。

■抽出

品種:コロンビア・ピンクブルボン
焙煎:ライトロースト
エイジング:16日
数量:13g
挽き目:中細挽き(タイムモアC3で14クリック)
お湯の温度:91度
湯量:220g(13g×17の薄め)
抽出方法:ペーパードリップ(カリタウェーブ155)

最初は、ケニアAAの時と同じように超細挽き(11クリック)で、湧き立てのお湯をケトルから豪快に入れてみたんだけど、豆が良すぎるのか物凄く濃く抽出されたんだよねえ。だから、余計な成分まで出てきたのよ。とにかく青っぽい苦味があるコーヒーになった。

なので、少しずつ調整していった。

メッシュ(挽き目)が粗くなったので、お湯は早く落ちるはずだ。

あまり早すぎると、今度は十分に抽出されなくなるので、ケトルからのダイレクトはやめて、細いドリップカップで「ゆっくり」と注ぐことにした。

◆豆を挽く

まずは、ミルを調整しておく。
裏側(下)にダイヤルがある。
ハンドルを差した状態でダイヤルを回す。

「・」の部分は、特に意識する必要なし。クリック数が多いほど挽き目が粗くなる。

時計周りに止まるまで回したら、そこから感覚でカチカチと14回反時計周りに回せば、簡単に出来るんだよねえ。タイムモアのミルって本当によく出来てる。

次に豆の重さを計り、ミルに移してからハンドルを装着。抵抗がなくなるまでハンドルを時計周りに回す(挽く)。

挽けたら、底に溜まった粉をペーパーフィルターを装着したドリッパーに移す。この一連の作業が、下の写真ですね。

因みに、ドリッパーの下には、マグカップを直接置いています。

◆お湯の準備

ケトルでお湯を沸かす。 その間に、ミルを掃除する(時間を有効に使う為)。 タイムモアのやつは、刷毛が付属で付いているので、それで簡単に清掃できる。

実は、ワッシャーを紛失しまったようなんだよねえ。こういう失敗って結構やらかすらしいのよ。だから、コーナンとかへ行けば、コーヒーミル用のワッシャーを売っているらしいのよねえ。ウチでは幸いに安物のミルに付属していた予備のプラスチックワッシャーがあったので、それで代用しています。

正規のワッシャーを使った時と遜色のない挽き目のようで。
掃除した後は、再度組み立てて14クリックに準備しておく。

次に飲みたくなった時に、わざわざ調整しなくて済む。
さて、お湯が沸いたらドリップカップに移して91度になるまで待つ。

その間にストップウォッチ(スマホ)を用意。

91度になれば、ペーパードリッパーに「50g」注いでいく。
ゆっくりと「の」の字を描くように万遍なく。

注げば、スプーンでムラなく攪拌する。

30秒蒸らす。

お湯(2投目)。お湯が全部落ち切る前に
50g(計100g)前後を注ぐ。

下に落ち切る手前で…
お湯(3投目)。50g(計150g)前後を注ぐ。

下に落ち切る手前で…
お湯(4投目)。70g(計220g)前後まで注ぐ。
スプーンで軽く攪拌しておき、落ち切るまで待つ。

さて、タイムは?

2分41秒33

浅煎りコーヒーの場合、2~3分までの間がベストのようで。
では、改めて出来上がったコーヒーを観てみよう!

色もイイ感じに仕上がりました。
スプーンでかき混ぜて飲んでみよう。香りも中々ですね。桃みたいな感じというか…お味は、フルーティな酸とシロップのような甘さ。

苦味は上手い具合に消すことができました。

後から、挽き目を一段細かく(13クリック)でやってみたんだけど、やっぱ角が立ちましたね。好みにもよりますが、柔らかいコーヒーにしたいのなら14クリックがオススメと思いました。酸をもっと出したいのなら、蒸らし(1投目)を60gに増やしたほうがいいと思われます。

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