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ベトナム人はパーソナルスペースが狭い

ベトナムで仕事をする様になって思った事は、パーソナルスペース(体と体の物理的な距離)が狭い、というか無いに等しいという事です。
ググってみたら、やはりその様なことを書いた記事が色々出てきました。
昔から存在する村文化がまだ根付いているから、とかそういう背景があるみたいですが、僕はベトナムの歴史や文化に詳しいわけで無いのでそこは割愛します。

ただとにかく距離が近いです。先日ハノイの空港に到着して、飛行機から到着ゲートに移動するバスで、係員の男女が一つの座席に一緒に座っているのを見てびっくりしました。
社員の女性も、書類の説明やスマホの画面を見せてくる時に、もはやゼロ距離になります。自分の髪や手が相手に触れても全く気にしません。
でも、気があるとか誘惑しているとかでは全く無いので、勘違いしないように。

もう一つ気になっている事があって、車やバイクが歩行者を全く避けようとしない事です。
特にバイク社会のベトナムでは、歩道すら安心して歩けません。
車道を歩いている訳では無いのに、後ろから走ってきたバイクに腕をかすめられた事が何度かあります。
こっちは歩行者で、後方確認する為のミラーがある訳でも無いんだから、さすがにそれはバイクの方が避けろやと・・・、思うのですが、ベトナムでは歩行者が常にバイクに気を配るしかありません。たとえ歩道であっても。

同じように交通安全意識やマナーが醸成されていないインドネシアであっても、さすがに歩行者がいれば距離をとります。目視すれば減速もします。
ですからインドネシア感覚を持ってしても、これに関してはベトナムでは通用しません。

ということで交通での距離の取らなさも、このパーソナルスペースの狭さが関係しているのではという仮説に至っているのですが、真相はわかりません。研究結果が出たらまたご報告します。

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