8%の運用ってあり得るの?(後編)
これまで前編と中編で年金機構や生命保険会社の運用の概要について述べてきました。ではそこを真似たら良いのではないか?この両者は手堅い処に手堅く投資しているのですが、私も素人です。そう詳しくはありません。
毎日マネックス証券のサイトにアクセスをしていますが毎日毎日売り買いするためではありません。勉強するためです。
素人でも簡単と言いたいのですが素人なりにルールや常識、動向は知っておく必要があるからです。
またマネーセミナー等と違い無料で比較的手堅い指南内容だからです。ヘルプの電話も多く使います。それも無料(通話料がかかる場合もあります)であるからです。何が言いたいのか?コストをかけない事が重要だからです。
この手堅い投資をする上でよく読まれている本の中でこの『インデックス投資は勝者のゲーム』でもコストをかけない事の重要性が繰り返し述べられています。全体的に直訳気味のアクの文章ですがいくつかのポイント上げます。
1・投資の本質はコスト意識であり金融業者やアドバイスする人に払うコストを可能な限り減らせという事。
2・投資の成功と失敗を分けるのは「コスト」であるのでコストが低いインデックスファンドを選択するべきという事。
3・投資で成功するには、インデックスファンドを通じ株式市場全体を保有したら、あとは特に何もしないこと事。
4・優れたファンドを探し出すのはとても難しい。それより市場全体を買う「インデックスファンド」が良い。
5・アクティブ運用は、「賭け」であり、「敗者のゲーム」となります。その複雑さを避けて簡潔さと倹約を求める「インデックス投資」で投資は成功します。
要は一般の投資家(私を含めた素人)はインデックスファンドを買って何もするな、動くとコストがかかるからじっとしていろとの事です。
※インデックスファンド
では前編、中編で述べてきたことを考えてみましょう。そこの手堅い投資先候補に低コストで投資するのはインデックスファンドが適していることがわかります。なぜ?私は素人だからです。
『アクティブ運用は賭け』私のもそう思います。複雑さを避けて簡潔さと倹約を求める「インデックス投資」がパフォーマンスもよいと考えています。
積み立て型は楽ちんです。つみたてNISA(少額投資非課税制度)にすると良いです。つみたてNISAで購入できるのは、金融庁が満たす条件をクリアしたものになりますがそこは確認してください。
また単体の株では株価自体も安定し配当が多い株もあります。いわゆる連続配当株です。米国株の中には50年以上連続配当を続けているところも少なくありません。例えばその中でアルトリアグループ株(リンク)2021年11月現在8%以上の高配当株です。
ただしリスクもあります。また税金これは払う必要がありますがiDeCoやNISAにも助けてもらいましょう。
まとめ
まとめますとインデックスファンドの取得と安定している配当も多い連続配当株の選定と取得とその再投資で複利狙いという事です。
また取得回数をできるだけ少なくして手数料コストがかからないようにしましょう。
(後編)終わり
このサポート費用は身元保証の基金にさせていただきます。身寄りのない方にとってあなたのサポートが確実な安心につながります。お心遣いありがとうございます。