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持ち前の人当たりの良さ

僕は何が取り柄かと言うと、僕には持ち前の明るさはないが、持ち前の人当たりの良さがあることだ。持ち前の人当たりの良さで乗り切ってきた。僕の武器は何かと言えば、持ち前の人当たりの良さだ。僕にはこれと言った技術はない。僕は持ち前の人当たりの良さで乗り切ってきた節がある。本当だ。持ち前の人当たりの良さだけで・・・乗り切ってきた、と言うと嘘っぼいが、持ち前の人当たりの良さで乗り切ってきたことは本当だ。

だから今になって振り返った時に、何かしらの技術を身に付けてきたの経歴は積んでいるが、実情、すっからかんな気がしている。事実、理学療法士なので普通でいけば技術を身に付けてきているはずだ。しかし僕はテクニカルな理学療法士ではない。僕はどちらかと言えば持ち前の人当たりの良さが売りの理学療法士だ。もし、「持ち前の人当たりの良さ」を技術と呼ぶなら僕にも技術はあることになる。しかしいわゆる理学療法士的な狭義のテクニカルな部分は少ない。人間性をえぐり出すような広義の人対人の技術も理学療法士には必要なので、その点において、僕は理学療法士をやっている。

僕は決して持ち前に明るくはない。持ち前に人当たりは良い。僕は後にも先にも、これ以上でも以下でもなく、持ち前の人当たりの良さでやっている。