吃音(きつおん)が出る僕

吃音(きつおん)、いわゆる"どもり"。

僕はけっこうどもる。
「吃音症」という診断がついてるわけではないが、
症状は職場でも家でも出る。
医師の診察を受けたことはないので、実際のところはわからない。
診断基準があって、もしかしたら「吃音症」に該当するかもしれないししないかもしれない。

ちなみに「吃音症」という診断は発達障害のひとつ。
脳の病気やけがなどで出現する言語障害とは区別する。

今日は自分の経験から綴る。


言おうと思っていたことを言おうとしたときに
「連発(繰り返し)」や「難発(ブロック)」が出る。
要は、音が詰まる。

一般に、どんなときに症状が出やすいか ↓

苦手な行の言葉を発しなくてはいけない時
吃音のある人の中には、「サ行が苦手」や「イ段が苦手」など、特定の苦手な音や言葉がある人がいます。このように苦手な言葉を発さなくてはいけないときに、吃音が現れることがあります。
周りの目を気にしすぎたり、不安な状況
吃音を周りの人から笑われたりからかわれたりする経験があると、周りの目を気にしてしまうようになります。学校で音読しなければならない時や皆の前で挨拶をするときに緊張してしまい、吃音が生じる場合があります。
どもらないようにしようと、吃音を意識しすぎた時
吃音の理解がない人に、吃音のことを注意されたり叱責されたりすることで、必要以上に吃音を意識してしまうことがあります。吃らないように気をつけると、逆に症状が悪化してしまうことがあります。

「吃音(きつおん)とは?吃音の3つの種類や症状、原因、治療法について詳しく解説!」
言語聴覚士 井上いつか氏 監修
LITALYCO 発達ナビ

僕は ↑ の状況でいうと、
不安な状況・緊張しやすい場面で、
かつ、どもらないようにしようと意識した時に出ているように思う。

ただ、今まで人からどもりのことでからかわれたり、
どもりで大きく失敗した経験はない。

職場では
「ちょっといいですか?」と声を掛けたいとき、
「ち、ち、ちょ、…」すぐに出ない。

こうなるなと自分では事前に予測がつくので、
どもりそうなときは
声を掛ける5mぐらい手前で相手に聞こえないボリュームで
敢えて「ち、ち、ちょっと、ちょっと」と語頭を先出ししておく。
「ちょっと」を割としっかりめに2回ぐらい先出しした上で声を掛けに行く。するとスムーズに「ちょっといいですか?」と出せる。

職場だけかと思いきや、家でもたまに。
「あの、あ、あ、あのさ、」

妻に緊張してる?笑
してないよ笑
うちの家族の名誉のために、それはきっぱり否定しておく。

なんでかはわからんなぁ。なんでやろ。

かれこれこんな状態で10年近くはつつましく生きている笑
吃音というものがあるのを認識したのが10年前ぐらいなので、もしかしたらもっと前、子どもの時からもちっちゃな症状はあったかも。

それでも僕は生活全般に大きな支障はない中で、
前述のような対処(語頭先出し)をそれなりにできている方かもしれない。
上手くやり過ごせているとでもいうべきか。

実際に生活に支障が出て内にこもって閉ざしてしまうケースもあるよう。

今日は吃音症の啓発のために書いてるのではないので、専門的な内容は割愛。

自分にどもりやすいという傾向があって、
社会生活が閉ざされないまでも、
積極的には話すのは避けているかもしれない。

必要最低限の連絡事項に絞って話をするという立ち位置。

そのため、話術は上達しない。友人間の他愛ない雑談も下手くそ。トーク苦手意識強い。
喋りが上手くなろうと思ったら喋らなあかんもんね。
その代わりか分からないけど、書くのは好き。喋れない分、書いて伝えようという気持ちは大きい。
だから、上手いかは別としてnoteを続けられるのかな。


↓ 参考にさせて頂いたサイトはこちら。


今日もよろしければ
スキ、フォロー、
してください。