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株式会社コラボテクノロジー、OTOZUREはtoridoriに生まれ変わります。

はじめまして。株式会社コラボテクノロジー代表・中山貴之です。
当社はインフルエンサーマーケティングに関するさまざまなサービスを運営しています。具体的には以下3つがメインとなります。

・企業とインフルエンサーのマッチングプラットフォーム『コラボマーケティング』『コラボベース』
・インフルエンサー広告プラットフォーム「APPRONT」
・インフルエンサープロダクション『OTOZURE』

今回、会社が大きな転機を迎える事になり、いいきっかけでもあるので、会社の色々なことを伝えたいと思いnoteに初投稿する事にしました。


株式会社コラボテクノロジーは社名をtoridori(株式会社トリドリ)に変更し、CI(コーポレートアイデンティティ)を一新します。

また、この度総額5億円の資金調達を行いました。

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新しい社名やmission、value等新しくなったCIをご紹介させていただくと共に、そこに込めた思いや過去の会社の歩み等をお話しします。

ビジネスをスタートさせたきっかけ

僕は2010年から約10年インフルエンサーマーケティングに携わって来ました。
当時はまだ「インフルエンサー」という言葉は一般的ではなく、個人で影響力を持つ人はブログを書くブロガーがメインだったと思います(まだスマートフォンが流行る前でした)。
そして僕は自分自身がブロガーとして活動していた事もあり、個人が持つ影響力に当時から可能性を感じていました。
何者でもなかった自分が街で声をかけてもらうようになったり、自分が発信する情報に対して多くの人が影響を受けて反応してくれる。
今までの人生ではあり得なかった環境に自分自身がおかれ、周囲にもどんどんそんな人が増えていく様子を目の当たりにした時に、「世の中を動かせるのは大きいメディアや企業だけではない。これからは個人の発信も大きなムーブメントを起こす事が出来るんだ!」と思い、今の会社の基盤となるインフルエンサーマーケティングの会社を立ち上げる事となりました。

コラボテクノロジーの創業

株式会社コラボテクノロジーを立ち上げたのは4年前の2016年。実は創業当時も社名が違って最初は株式会社approntという名前でした。
(4年で2回も社名が変わり、取引先各社様には(そして勿論社内メンバーにも)ご迷惑をおかけしました…!)

創業の理由は「より規模の大きな挑戦をしたかった」からです。
コラボテクノロジーの設立当時、2010年から6年間個人でインフルエンサーマーケティング専業の会社を経営しており、年商5億円まで売り上げを伸ばす事に成功していました。しかし、1人での仕事に限界を感じ、メンバーを集めて新しい会社として動き始めることにしました。

創業後の歩み

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会社設立後、まず行ったのは、新規事業(株式会社OTOZURE)の立ち上げでした。メンバーとは「インフルエンサーにかかわる様々なサービスを展開し、事業拡大する」ことを目標にしていたからです。

そして、新規事業として子会社OTOZUREを設立し、インフルエンサーのマネージメント事業やサポート事業、映像制作事業を手掛けることにしました。
OTOZUREは、個人の影響力を増やし可能性を広げるサポートをする事が目的で立ち上げた事務所です。最初はYouTuberは1人も所属しておらず、インフルエンサーと一緒に0からYouTubeチャンネルをスタートし成長させていくモデルでした。
設立当初はとても大変でしたが、成果としてYouTubeを伸ばす具体的なノウハウや社内の製作チーム(作家や映像制作)が自社の大きな資産となりました
今では法人のYouTubeチャンネル運営や動画制作、100万人を超えるメガYouTuberのチャンネルサポートも行う様になり、今年5月からは日本一登録者の多い女性YouTuberの木下ゆうかも弊社に所属してくれるようになりました。
また、新規プロダクトとしてインフルエンサーマーケティングを活用した中小企業や個人のSNSマーケティング支援プラットフォームである『コラボマーケティング』『コラボベース』をスタートさせました。
今このプロダクトは会社の中核のビジネスとなり急成長しています。改めてプロダクトに込めた思い等を書きたいと思っているので、ここでは省略したいと思います。

なぜ社名、CIを一新するのか

当初「会社を大きくして、規模の大きいビジネスにしたい」という思いだけで会社をスタートしていましたが、少しずつ会社が大きくなっていく中で「世の中にどんな価値を与える会社にしたいのか」「どんなメンバーと仕事がしたいのか」等、改めて自分がやっている仕事に関して深く考えるようになりました。
また、人員が増えていく中で、
・社内メンバーに会社の意思決定やそこに込めた思いが伝わりにくくなっている
・事業部ごとのマインドはあるが全社で統一されていない
・メンバーと経営陣の距離が遠くなっている

などの課題も見つかりました。

そこで「どんな会社なのか」「何を目指す会社なのか」「どんなメンバーと働きたいのか」など全社の目線を一つにし、世の中に発信するために、社名、mission、value、sloganを一新する事に決めました。

もちろん自分の頭の中を一人で形にできる技術も時間もなかったので、リブランディング全体のクリエイティブをPARKさん、デザインの部分をTWOTONEさん、サイトの実装をLucky Brothers & co.さんにご協力いただき、8ヶ月かけて最高のアウトプットを出せたんじゃないかなと思っています。本当にありがとうございました!

mission

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まず、missionは「『個の時代』の、担い手に。」に決めました。

自分が10年前にビジネスを始めるきっかけとなった個人の発信が影響力を持つ世の中は確実に今訪れていて、すごいスピードで進化、成長しています。20歳の頃の自分の考えは間違っていなかったと思うし、10年たった今もその時代を作る担い手としてもっと市場を広げていきたいという想いがストレートに伝わる言葉にしたい!と考えました。
また、missionで使われる「個」は影響力をもつ個人(インフルエンサー)という意味だけではなく、中小企業や個人(インフルエンサー以外のすべての人)という意味も含んでいます。
自分自身が個人で6年間仕事をする中で、テクノロジーの進化と共に様々なプロダクトが生まれ、どんどん便利になっていくのを実感し、実際にそれらのおかげで個人としてのビジネスも成功する事が出来ました。
同時に、需要と供給が細分化されていき、今後個人や中小企業から世の中に影響を与えるビジネスが増えると確信しました。
そして、過去の自分が助けられたように、今後は小さくても価値があるビジネスを世の中に広めていく手助けができる仕事をしていきたいと思うようになりました。
PARKさんと一緒に、そんな思いが一番伝わるような言葉をmissionに選びました。

社名

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次に会社の看板になる新しい社名を決めました。

社名はtoridori(株式会社トリドリ)です。

会社の使命であるmissionを決めた後に社名を検討することにしました。missionが伝わりやすく、会社のメンバーや文化、自分自身の価値観に合うネーミングを探しました。もしかすると合計100個以上の案をご提案していただいたかもしれません(PARKさんごめんなさい…笑)
その中でやはり「個」というキーワードが軸となり色とりどりの個を支える会社に」という意味を込めた社名に決定しました。
結果、経歴やスキル関係なく色々な人が混在する当社にとってピッタリの名前になったなと思っています。

slogan

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”we are influence platformer.”

これを新しいsloganに決めました。
mission、そして社名に込めた会社の想いをわかりやすく伝えるために、一番簡潔な言葉にしました。

その上で、「influence platformとは何か」もきちんと定義することにしました。

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これが、僕たちの目指す姿です。

value

valueは下記の4つに決定しました。

1.期待の先へ。
2.ジブンを更新しよう。
3.コストもきちんと。
4.部署を超えろ。

普段、自分自身や会社のメンバーが仕事で意識している部分や、一緒に仕事をしていく中で大事にしている部分、今まで社内文化として存在はしていたが明文化していなかった部分などを整理し、PARKさんに言語化してもらいました。

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まず最初に、ビジネスとは相手との信頼関係で成り立っていると考えているので、「ビジネスにおける信頼とはなにか」を定義しました。
昔から、自分の価値観として人を裏切らない事や、相手にとってプラスになるような仕事のスタイルを大事にしてきたのですが、それって具体的にはどんな行動になるんだっけ?と振り返ったときに、相手の期待を上回る結果を出す行動のことであり、そのような行動の結果として信頼は生まれる事に気づきました。
ここで言う期待を上回る結果とはお金や数字だけの話ではなく、人と仕事をする中で自分が取る行動のすべてを表しています。連絡のやり取り一つとっても相手の期待を裏切る事は簡単で、行動の積み重ねすべてが信頼関係を積み上げていくと考えています。
そういった意味で常に誰かの期待の先へいけるように仕事に取り組みたいと思っています。

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自分が大事にしている言葉の一つに、「当たり前の基準を上げる」というものがあります。それをわかりやすく言語化してvalueにしました。
全く学歴もスキルもない子供だった僕は18歳で上京し、ほとんど知り合いもいない中20歳で起業していきなり社会に出てビジネスを始めたので、右も左もわからないことだらけでした。当時一緒に仕事をしてもらった大人の方々にはたくさん迷惑をかけたし、たくさん助けてもらったと本当に感謝しています。
ただ、働く中でやはり学生時代に怠けた分のディスアドバンテージを実感したし、色々な人に対してスキルの差を痛感させられる機会がとても多かったです。
今では、当時の自分が出来なかった様々なことが当たり前のように出来るようになっています。もちろんまだまだ足りてない部分は多いですが、自信を持てるようになっている部分もたくさん増えました。
僕の経験やメンバーを見ていて感じることなのですが、ジブンを更新するためには一番有効な行動は、圧倒的にインプットとアウトプットの量を増やす事ではないでしょうか。インプットとアウトプットを常に続けて止めないこと、それが自分の当たり前の基準を上げる事に必ず繋がると考えています。

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うちの経営メンバー全員に共通する特徴として、「生産性を意識する」所があると思っています。
生産性を意識する、と聞くとかっちりしたイメージがあるかもしれませんが、僕は、生産性を意識することによって楽しく仕事をする事ができると考えています。
ビジネスをしていく上で楽しく仕事をする事はとても大事です。人は楽しくなければその仕事を続けられないし、成長をすることも出来ないので。
毎日の仕事を楽しくするためには、質の高い仕事をして相手に喜んでもらったり自分が満足する必要があります。そして、仕事の質を保つにはその仕事に集中できる心の余裕が必要で、心の余裕を作るには優先順位をつける事や無駄な行動を無くす、つまり「生産性を意識する」ことが必要不可欠だと考えています。
生産性を意識して質の高い仕事をしながら楽しんで働きたいと思い、このvalueを作りました。

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どんどんメンバーが増えていく中で、より強いチームとして成長し続ける為にこのvalueに決定しました。
創業当初は、入社メンバーの大半が業界経験者、あるいは昔から自分の事を知っていてくれている人だったので、会社が何を目指しているのか、誰が何をやっているのかを全員が理解していました。
しかし会社の成長と共に、業務の役割分担がはっきりして各部署が仕事に集中できる環境が整った反面、他部署の事がわかりにくくなっていたと思います。
チームで仕事をする一番のメリットである足りない部分を補える環境を作るために一人一人が全社視点を持ち、部署を超えた協力体制を常に持ち、会社としてできる最大限のサービスを世の中に提供していけるようになりたい、という願いを込めた言葉にしました。

会社のこれから

今回の社名とCIの変更をするにあたり、自分自身の頭の中を整理する時間をたくさん作りました。創業当初からの変わらない想いや大事にしている事を整理するいいきっかけになったと思います。
社名やCIを変更したからと言って、今日この瞬間から大きく会社が変わる事はありません。missionは会社の使命であり、作ることではなく叶えること、常に目指す事、が本質であり、これからの会社の成長や社会に与える価値が重要だと考えています。

しかし自分たちがどこに進むのか、どう進めばいいのかがはっきりした事は確かで、今日この瞬間から「『個の時代』の、担い手」として世の中に価値を提供し続けていきます
そして、コーポレートサイトも今回リニューアルをしました。シンボルに使われているマーカーをテーマにイラストを交えながら、にぎやかで魅力的なサイトに仕上がったので是非チェックしてみて下さい!

https://toridori.co.jp/

資金調達について

今回創業以来初めてとなる、総額5億円の資金調達を行いました。
社会が大きく変動する中で会社の価値に期待し、投資を決めていただいたVCや事業会社の皆様には本当に感謝しています。ありがとうございました。
今までは事業で得た利益を投資する形で会社を成長させて来ましたが、今回の資金調達により投資できる規模が格段に大きくなりました。
より一層スピードをあげて事業を成長させていきます!
詳しくは本日のリリースをご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000032261.html

そして、新しい仲間を募集しています

toridori(株式会社トリドリ)は、SMB(個人、中小企業)を対象としたSNSマーケティング支援事業、インフルエンサーの支援事業を運営する会社です。
今回のnoteを見て少しでも共感してくださったら、是非採用ページからご応募ください!
あなたと一緒に、「個の時代」を担っていきたいと思っています。

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長くなりましたが、お読み頂きありがとうございました!
新しくなり、どんどんパワーアップしていくtoridori(株式会社トリドリ)をどうぞよろしくお願いいたします!

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