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新卒新入社員に読んでもらいたい仕事を楽しく続けるためのnote

割引あり

どうも。愛媛で柔道整復師をしております中内涼です。

今回の記事は4月から接骨院で働き始める方に向けたnoteです。

これから働き始める方は楽しい職場を期待をしている反面、実際にどんなことをするのかわからない不安もあるのではないでしょうか?

そんな不安のひとつに”この仕事を続けていけるだろうか?”という不安があるのではないでしょうか?

この業界は離職率が高いと言われており、私の職場でも辞めていったスタッフを何人も見てきました。

私は資格取得後、今の職場に勤めてから辞めることなく働き続けて4月で7年目になります。

そんな私が辞めていくスタッフをみて、実際にどういったことが要因となり離職に繋がるのかということを私なりに解説させていただきます。


この業界を辞めていく要因

辞めていく要因
ネガティブ
・拘束時間が長い
・給料が割に合わない
・人間関係の問題

ポジティブ
・独立する

上記が私の考える辞めていく要因です。

これらの要因となぜそうなってしまうのかを解説していきたいと思います。

・独立する

ポジティブな要因からお話をといいたいところですが、”独立する”というのはポジティブな要因として書いていましたが、こちらは必ずしもそうだとは言い切れない側面があります。

まず、独立して開業するというとステップアップの一つと思いますし、これから自分の力を試しながら仕事を精一杯やっていくという意味ではいいと思います。

ただ、”独立するしかなくなった”というパターンの人もいます。

想像してみてください。

あなたはこれまで何年も会社で勤めてきて、技術や知識の研鑽を怠らず努力をしてきましたが、なにかのトラブルで会社ともめてしまいました。
(このトラブルというのはネガティブな要因の中のどれかにあたるとは思います。)

そういったことが理由で辞めるしかなくなったときに、知らない会社へ行き新人として働き始めることができるでしょうか?

おそらくこれまでの経験や取るに足らないプライドが邪魔をしてなかなか0からやり直すというのは難しいのではないかと思います。

そのため消去法で独立をして自分でやっていくという道を選ぶ人がいます。

私自身は、独立の経験がありませんので自分でやっていくことについて話すことはできませんが、このパターンで独立された人の話を聞くとうまくいっている話は聞いたことがありません。

結局、準備もせずに感情に任せた行動というのはうまくいかないのだと思います。

ちなみにこの会社と喧嘩別れのような形で辞めて、次の会社へ転職した人は年下の上司の元で指示を受けることやこれまでの経験からの自信など、取るに足らないプライドが邪魔をしてなかなかうまくいかないことが多いです。

私が今の会社でそういった人が来た時にはなかなかうまくいかないケースが多かったです。

もちろん全員が全員ではないですし、こちらの受け入れ態勢もきちんとできていなかった部分は大いにあると思っていますが、どの人も「前の会社では・・・」という話をすることが多いです。

”郷に入っては郷に従え”という言葉があるようにその会社にはその会社の方針があり、文化があります。

良いも悪いもまずはやってみてからです。

そういった謙虚さを忘れてしまうからどこにいってもトラブルになるのでしょう。

このように独立するということにもポジティブな要因とネガティブな要因があります。


・拘束時間が長い

この業界の拘束時間は長いと思います。

例えば僕の勤め先の診療時間
11:00~21:00
休憩時間は予約状況をみて2時間

休診日は木曜日・日曜日・祝日
※休診日は希望者のみ関わりのあるスポーツチームでのコンディショニングチェックや試合帯同など

11:00に診療が開始するということは、それまでに診療開始できる準備をする必要があり、21:00の診療終了後にはいろいろな雑務をしていくことになります。

そうすると単純計算で11:00~21:00までで10時間、そこに+α加算されるわけです。

たしかに長いとは思いますが、この業界を選んだ以上は覚悟はしていると思います。

最近は勤務形態もシフト制でなるべく負担がないようになっているところも多いのではないかと思いますが、新人の場合はまた別問題だと思います。

というのも新人の場合は技術や知識がまだ備わっていないわけですので、そこに対して自己研鑽していかないといけないわけです。

そうすると当たり前ですが勉強と練習が必要になります。

診療時間内は患者さん対応があるので、勉強と練習の時間は休憩時間や診療前後になることが多いです。

大手グループさんだと、朝から晩まで研修だけをするところもあるということも聞きますが、そうとしても一日でも早く現場に立てるようにしようと考えると、勉強と練習をひたすらやるしかないので、そういった環境があったとしても時間はほとんど削られると思います。

言い方は悪いですが、柔道整復師の勤務先で新卒でどのくらいの給料を貰えるかと考えたときにそんなに多くは貰えないと思います。

それなら最初の三年は時間をbetして、自己研鑽のためにひたすらに勉強と練習をしていくことがその先の幸せに繋がると思います。

私はその三年を無駄に過ごしてしまったという自覚があり、すごく後悔していますし、今になっていろんなことを必死にやっています。

そうならないためにもこの仕事が好きで選んだのならば、レベルアップのために時間を使ってください。

そうすると拘束時間が長いなんて不満は出てこないと思います。


・給料が割に合わない

この給料の不満については、どのくらいの給料を貰えば満足するのでしょうか?

給料というのは昇級したとしてももっと欲しいと思うのが人間ではないでしょうか?

私自身もそうですが、会社での役職が上がって給料が上がっても、もっと欲しいとずっと思い続けています。笑

ある意味この問題はいつまでたっても消えないと思います。

ただ、そんな中でも考え方として給料は貰っている総額以上に目に見えないお金がたくさんかかっていることは理解していてください。

例えば社会保険などの福利厚生は額面を見るとあなたも支払っている部分はあると思いますが、会社が負担している部分もあり、目に見えないお金が動いています。

また、あなたが新卒で入ってすぐは生産性もなく、勉強と練習だけをしてお金を貰っている会社からの投資時期がありますので、その投資分は返していかないといけないわけです。

そして、患者さんを集客するために使っている費用や院の運営がうまく回るように受付さんなど、いなくては困るスタッフがいたり、物療機器などの購入費用などとよくよく考えてみるとこういった面でも目に見えないお金は動いています。

そんな中であなたが一体どれほどの生産性を出しているのかは分かりませんが、こういったことを理解してから不満は言いましょう。

生産性とこれまでの活躍が認められれば、会社での役職は自然と上がって結果的に給料は上がります。

不満を言う前に努力し続けましょう。


・人間関係の問題

こちらはひとこと、どこに行ってもどんなところでも人間関係の問題は大なり小なりあります。

その問題をどのようにして捉えるかがポイントになると思っています。

人間関係の問題はほとんどがコミュニケーション不足によるものですので、そのコミュニケーションをいかに取るのかが大切なことになってきます。

人間関係の問題は、精神的なストレスになることも多く口で言うほど簡単なものではありませんが、お互いの認識不足が解消し良好な関係が築けた際には、苦手だった相手とも楽しく働いていけることが多いです。

あとは、相手に期待しすぎないことが大切です。

期待しすぎているから相手に対して不満が出ますので、基本は自己完結できるように仕事は考えていきましょう。

言った言わないでのトラブルもよくありますし、そのときは〇と言ったことがベターと考えていても状況が変われば△がベターと思い、言うことが変わることもありますので、きちんとメモを取り、揚げ足を取るわけではありませんが、「あのときは〇と言っていましたが、△でするのですか?」と聞いてみましょう。

それで相手が不機嫌になるようではその程度の相手ですので馬鹿にしておきましょう。笑


不満があってもできること3選

ここまでで書いていたように辞めていく要因はいくつもあります。

そして、それはすべてが不満によるものだと思っています。

会社や環境に対して不満があるのは仕方ないとは思います。

その不満を外に向けるのではなく、どうすればいいか?と考えてみるのはどうでしょうか。

私自身も新卒から6年(春から7年目です)働いていて、辞めたいと思うこともありました。

ただ、そこで辞めてしまうのは簡単だけれど、安定した会社があって収入があるという環境は捨てるのはもったいないです。

その環境の中でどんなことができるのか?私自身がどんなことをしたのかを書いていきます。


①拘束時間の不満解消

これは考え方ではありますが、本当に拘束時間の間ずっと仕事をしていると言えるのでしょうか?

時間を持て余していることはありませんか?

「いやいや、患者さんが来ない時間は仕事もないしやることなんてないよ。」そんなことを思っていませんか?

その考え方が怠惰です。

患者さんが来ない時間=仕事がない
この考えはまず改めるべきで、患者さんが来ない時間にできることはなんでしょうか?

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