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ご先祖を探す旅 2日目①

<これまでのおはなし>
40年前の写真を手がかりに、ご先祖のお墓を探す旅に出ました。
現地に行ってみたものの、写真の背景にあった段々畑はそこらじゅうにあり、全然ヒントにならないことが判明。祖父の日記にバス停の名前がありましたが、そこから近づけるでしょうか。



ふだんはこれくらい書き込んである日記
当時予備校の講師をしていたのでその話と、帰省中の従姉妹のお世話をしている様子、左ページ中央あたりに民宿に予約の電話をしたくだりがあります。淡々と客観的に記録するスタイル。

ふたたび、祖父の生まれたまちへ出発します。

途中、日記にあったヒントのバス停を調べに、まちの図書館へ。
と思ったら休館日でした。手がかりなし・・・

ダメもとで近くの役場で聞いてみることにしました。

受付で1985年のバス停の場所を探していることをお伝えして、しばし待機。

奥から、地図を抱えた方が出てきてくださいました(めっちゃ期待!)
バス停の場所は今と変わらないけど、今はコミュニティバスがメインで、路線バスは1日に1本走ってるかどうかって感じだからねぇ。
と教えていただき、祖父の書いていたバス停は略称だったことがわかりました。だからGoogleで見つからないのか。

「実は先祖のお墓を探している」と伝えます。
そういうことなら、
と、地元に住んでいるという方を呼んでいただきました(めっちゃ期待!)
祖父の名前を伝えると、いろいろ電話をかけて、

学者さんですよね?社会学者の先生!

役場のOさん

そう!!祖父は社会の先生でした。学者と呼ぶかはわからないけど。

そこからまたいくつか電話をかけた後、遠い親戚にあたる方に電話がつながりました。お墓がある場所を教えていただき、私たちが伺うから詳細を教えてあげてと頼んでくださいました。すごい!つながった!!

左下のお墓マーク⊥あたりが目的地らしい。
左上から伸びる点線の脇道が見つかるか?がポイント

古い地図とiPadを駆使して、親戚のS江さんのお宅の場所と、お墓までの行き方を丁寧に教えていただきました。突然押しかけたにもかかわらず、長時間お相手していただきありがとうございました!
さすが、地元のことは地元の役場に教えてもらうのが正解でした。

つづく

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