井の中から抜け出そう!

こんにちは。中津企画室ライターのとまとです。

最近はちょっと外に買い物に行くのも気軽に行けない状況が続いていますが、みなさんは自宅でどのように過ごしていますか?
私は暇があればついついInstagramを見てしまいます。
Instagramって何かを検索したいときにすごく便利で、オシャレなカフェとかパン屋とか、ついつい検索して妄想を膨らませて楽しんでいます笑
さてこのInstagram、情報を獲得する時にすごく便利なんですが、Instagramに限らず、情報を何から(誰から)得るかってすごく重要で、危険性もはらんでいるようです。
今回は情報社会で生きる私たちにとってぜひ知っておきたいお話です。

今週の中津企画室レポートいきます!
今回のテーマは【エコーチェンバー現象】!
それではどうぞ!
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今日は、”たまには自分が普段は絶対しないことをしてみるといいよ”って話です。

頑張って短くまとめますね。

今までの僕たちの情報の触れ方というのは基本的に受け身でした。

TVで流れてくるランダムなニュースを浴びて生活をしており、みんながある程度均質化された情報を持っていました。

それが今ではインターネットの力で、自分の欲しい情報を取りに行く時代になり、

TwitterやInstagramでは「自分の気に入ったアカウント」をフォローし、好きな情報のみ触れることができるようになりました。

てことは、余分な情報が入ってこないため、自分の見たい情報だけ見ることができるので一見良さそうなのですが、知らないうちにやっかいな状態に陥っていたりもします。

どういうことかというと、

”自分の見たい・聞きたい情報”しか入ってこないので、その情報があたかも”世界のすべて”のように感じてしまうわけです。

「情報砂1粒時代」って今は言われています。

世界中の砂漠にある砂粒の数だけ情報があるって意味の例えです。

それだけ情報があると、人間どうしちゃうかというと、自分の見たい情報、興味のある情報にしかアクセスしない感じになっちゃいます。まず選ぶ時点で疲れますもんね。どれが言い情報なのか分からないし。

ここが今までとの違いですね。

整理すると、

〇今までは情報に限りがあったし、それに触れる環境にも限りがあった→みんな大体同じ情報を得ていた

という構図が

〇情報が山ほどあるから選べない→自分の興味のある情報だけアクセスしに行く(もしくはそれ以外をミュート)

になったわけです。

そうなると、必然的に情報にも偏りが出てきて、その周辺に集まる人にも偏りが出てくるって訳です。

そしてその世界の中で自分が仮に間違った意見で「〇〇は△△だ!」と言ったとしても、そこに「うんうん、そうだそうだ!」と同調する人がTwitter上で何人も現れたら、自分の意見が”あたかも正解”のように感じてしまいます。

同じような人が集まる場だから、同じような意見が出るのは容易に想像できますよね。

このような現象を『エコーチェンバー現象』といいます。

このエコーチェンバー現象に陥ってしまうとどうなるかというと、世界がどんどん狭くなっていきます。

自分の世界が狭まるのを防ぐには、色々な情報に触れたり、様々な体験をすることが重要になってきます。

となると、その逆である自分の習慣化されたルーティーンを見直す必要があります。

それが、題目にもある”自分が普段は絶対しないことをする”です。

東京の異業種交流に飛び込んだり、漫才をやったり、音楽作ったりするのは、常に自分に新しい価値観に出会わせるためでもあります。

最悪の状況は、固定化された狭い世界に身を置き、自分の意見と近い人しか周りにいないまま過ごしてしまって、エコーチェンバー現象により自分が正しいと思い込んでしまうことです。

そこから脱するために激しいことをしろ!とは言いませんが、例えば普段頼むメニューを変えてみるとか、普段絶対見ない番組を見るとかそのようなことからやってみてもいいと思います。

ぜひ試してみてくださーい!

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<とまとのつぶやき>

インターネットが当たり前のように身近に存在する中で、手っ取り早く必要な情報が手に入れられるのって、すごく効率的で楽でいいですよね。
共通の趣味がある人と簡単に繋がれるし、良いことづくめと思いがちですが、偏りがあると言われると、確かにそうです。
せっかく情報を得るのに、自分の世界を狭めるようなことはしたくないです。
自分の世界を広げる情報との関わり方をしたいですね!

以上です!

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