見出し画像

”好きなときに、好きな場所、好きなだけで稼げる”が危ない

「好きなときに、好きな場所、好きなだけで稼げる」
詐欺集団がよく使うセリフ。

今日も喫茶店で大学生がマルチ勧誘にハマっていました。
いつの時代でも流行る「楽な生活」。

どうして若者はこの言葉に操られるのでしょうか?

それは


「やりたいことがわからない」からです。

やりたいことに「月収100万円」「お金持ち」と掲げるのはやりたいことではありません。なぜならそれを手に入れたとき、やりたいことを見失うからです。確かに月収100万円は欲しいかもしれませんが、ライフスタイルというのはその先のもの。100万円を手にいれた自分はどんな生活を送っているか?

それを探ったときに出ててくるものが本当のやりたいことです。
目先のお金はやりたいことではなく、やらないといけないこと。
それに操られてやりたいことをお金に設定しないこと。

それが大事なように思います。

そうは言っても他にやりたいことが見つからないよ。
というかもしれません。

ならば次に僕が問いたいのは、

「やりたいことを見つけるためにあなたはどんな努力をしていますか?」

です。

やりたいことは目の前にぽんと突然降ってくるものではありません。日々、与えられた宿題や仕事をやっているだけではもちろん見つかりません。

そこで重要なのは、「やらなくてもいいのにやってしまっていることをとことんやる」ことです。

例えば人と会うことが好きなら、とことん会いまくる。キャンプが好きならまくる。そこで出会う人や出てくる感情を大切にします。

そうすればだんだん自分で居心地のいい空間にであう、一生やっていきたい仕事に出会うかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?