アパレルメーカーやデザイナーの方へ 最強アプリ開発の提案

こんにちは 

私は小さい町工場に勤める 作業員です

いわゆる 機屋 で従事しています

仕事の内容は 経糸と横糸を組織で織る

ユニフォーム、学生服、紳士服、レディース等の

布 生地を作っています

織機ちう機械で織ります

俗に 「ニット」 と呼ばれる生地製織とは

違います ニットは1本の糸で編み込む組織です

生地製織について デザイナーやアパレルから

製織企業に 生地パターンで同じものを作って欲しい

依頼が有ります そこで企画分解できる営業または

専任の企画分解者が 柄 組織 糸の番手 糸の色 密度

これらを分解して 糸購入 染色 設計表を作成

見本製織 または現反製織の準備指示

製織工場は設計表を元に織機に仕掛けて 製織

製織後は 生地補修工場にて 生地の修正

その後 整理工場にて仕上げる

この一連の流れの中で 私は製織過程の中

確認しなければならない事がたくさんあります

まず 組織 どんな形状 肌ざわり 肉厚 軽さ 薄さ 等々

それらの確認 どう確認するか 虫眼鏡(目ガラス)を使って

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確認します 次に 柄

解り易く説明するなら ストライプ柄ならば 糸何本の柄なのか

例えば 白16本 黒16本なのか 灰色21本 茶25本 青4本とかです

それを 1本ずつ幅約180cmぐらいを確認します

糸の太さや 撚り方向の配列確認 S方向撚りの糸と Z方向撚りの糸

SとZの撚りの違いは全然違い光の加減で シャドーになる

そして 打ち込みと言われる 企画で大事な 密度です

生地 10cmに横糸を何本入れるか これを

1インチで換算 2.54cm間 に何本入れるという指示

これに関しては 見る人によって 1本~2本変わります

ですが 設計書には 込みは卸 60本 とか指示が有ります

1本ぐらいのことは OKなのですが 2本となると・・・

こんな事を このいまの時代にと思っています

これは 現場でそう思うぐらいなので

デザイナーとかアパレル関係 バイヤーとかもっと不便でなかろうか?

例えば ユニクロ行って シャツ生地をみて 

一見で 組織 柄 色合い 番手 込み が分かれば

作りたい生地がすぐに 発注できるのでは?

上記に書いた たった3行の事を アプリで出来たら

本当に世界中で必要 重宝されると思う

この時代 高性能なカメラが有る

iPhoneで 敷地を計測する事だってできるのなら

携帯のカメラで 写真を撮るだけで

柄の配列 組織 縦 横の密度(1インチ間)

色合いの分析 そんなことぐらいは

大手カメラ企業と携帯電話機種企業とで

企画提案したら 出来そうに思う

今の機屋工場の業態は高齢化して

個人でやっている工場もまだまだある

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この機能 アプリを開発すれば

かなりの需要が有ると思う

機動力のデザイナー

精密製織の現場

これを実現するアプリを是非開発したいですね


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