「ありがとう」と言う、もう一つの理由
うれしいな、助かったな、ありがたいな。
そんな気持ちがちょっとでも心に浮かんだら、
わたしは意識的に「ありがとう」って口にします。
その人に気持ちを伝えるという意味はもちろんですが、もう一つ理由があります。
今ありがとうって思ったことが、
わたしの中で当たり前にならないように。
感謝を忘れたら、なんでも当たり前になってしまう気がしてこわいのです。
たとえば、恋人がわたしにしてくれたこと。
つらいときに友達がそばにいてくれたこと。
家族がわたしに幸せでいてほしいと願ってくれていること。
・・・ぜんぶ当たり前なんかじゃないのに、
人は慣れてしまう生き物だから。
だから、ありがとうって言葉を口にして、
その出来事や相手の思いを"わたし"に刻んでいく感じ。
そしたら、どんな小さなことだって、
いつまでも嬉しいことは嬉しいとちゃんと感じられて、
人に感謝をし続けて生きていけるんじゃないかな、と思っています。
あ、このわたしのちっぽけな記事を読んでくれた方、ありがとうございます。
なかたこまこ
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