はじめてのTNR

私がTNRをはじめた理由１６

２０２０年２月１３日（木）いながき動物病院　鹿嶋分院（現在閉院）
一斉手術日

さて、生粋のアパート育ちの野良猫チャーを手術前日に捕獲する作戦は着々と進みました。
この頃、うちのアパートにチャーの母親（シャム）は時々しか来なくなっていたので、まずは素手で捕獲ができるチャーから。

いつもの時間にご飯を食べにきたクロとチャーの兄妹。
猫おじさんが素手で自前のキャリーケースに無理矢理入れてくれました。
その様子を見ていたクロは何が起きたのかとビックリ！（君はオスだから、今回は見送って来月以降にな！！）

猫おじさんからチャー入りキャリーを預かり、我が家の風呂場へ。
我が家の子どもたちは大騒ぎ。（怯えさせてすまない）
私はその晩、仕事があって帰りにたらふく酒を飲み、ようやく帰宅。
一晩中か細い声で鳴くチャーに申し訳なさを感じつつも、就寝。

さて、朝！！がっつり二日酔いながらも子どもたちを保育園へ送って、チャーを病院へ！！
自宅から４０キロ以上、道に迷って１時間半（以上）かかって到着しました。

この小さな病院が、キラキラと輝いて見えました。

ここでチャーが手術をしたら、もう死んでいく子猫を見なくて良い。
行っておいで！！チャー！！少しは悪いな！って気持ちがないこたあないけど、可哀想なのはどっちだって言ったら手術しない方が可哀想だろ？！
そして、ダニに悩まされる人間の私も可哀想だろ？！

預けた時間は朝１０時　迎えに行く時間は１５時くらいとのこと
その間に蕎麦屋で二日酔いの胃を慰めて、温泉でひと眠り。

迎えの電話が鳴り、急いでチャーを引き取りに。
そのまま保育園へお迎えに行って猫おじさんへ報告、引き渡し。

チャー、子宮全摘になりました。
赤ちゃんがいたわけでなく、子宮蓄膿症という病気でした。
子どもが生まれたら可哀想だから、困るからという理由で行った不妊手術。
病気の発見や予防にもなるのだと改めて認識しました。

私はね、正直なところ猫好きでもなんでもないので、野良猫が子宮の病気で早死にしたってね、そんなにね、どうとも思わないんですよ。本当に。
早く死んでくれてラッキーと、そこまでは思わないけど。さすがに。
でも、こうやって野良猫のチャーを可愛がって心配してくれてる人がいるわけで、そうしたら、やっぱり手術して良かったなと思います。

うん。良かった。来月はシャム母さんやクロくんがターゲットだな！
それからうちにいるベランダ猫たちだ！
そういえば子猫たち、一頭小さい子がいて気がかりなんだよなぁ

つづく

（写真は　けいせつ基金 〜空の下でハミング♫〜　からお借りしました）