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【課題から価値を生み出す】「識学」の導入で成長できる環境づくり ②

この記事は【課題から価値を生み出す】「識学」の導入で成長できる環境づくり ①の続きとなっております。是非こちらからご覧ください。

【識学導入で改善したこと】 ①評価制度の整備

これまでの評価制度は不明確で、評価者によって評価ポイントが異なり、なかなか正しい評価がされなかったのが現状でした。その結果社員も頑張りが評価されないと感じていたり、モチベーションに繋がらずパフォーマンスに影響が出たりといったこともありました。

そこで、まず誰でも守れる共通のルール「行動のルール」と「姿勢のルール」というものを設定しました。弊社では挨拶の励行や整理整頓などといった項目で明確にルールを設け、「暗黙の了解」にならないように言語化し共有しました。

このようにルールを明確に設け、誰でも守れるものであることが帰属意識にもつながる他、できていない人に対して声をかけ合うことでチームとしての一体感も生まれます。
このルールは、適切なルールを現場レベルでリーダーが決定し、リーダーが定めた決まりをしっかり守るのがメンバーの役割となります。

こういった社員全員に共通したルールの他に、リーダーがメンバー一人一人に役割を設け、行動目標や評価ポイントを明確に表記することで、メンバーが頑張るポイントを明記しました。

ここで関係してくるのが、誰が評価者なのかといった組織関係となります。

【識学導入で改善したこと】 ②組織図の可視化

社内で不明確だった組織図を可視化することで、誰が評価をするのかといった課題だけでなく、誰が上司になるのかといった曖昧な情報も整理し明確にしました。

「識学」の中では「ピラミッド型組織」のもとで進みます。
この「ピラミッド型組織」では「成長速度が速い」「意思決定を下す人が明確」「責任の所在がはっきりしている」といったメリットがあります。この仕組みによって、中間管理職の形骸化を防ぐことにも繋がります。

また、この時に上司から部下に役割を明確に与える事で頑張り所がどこなのかを分かったうえで業務を行うことができ、評価されない頑張りを省くことができるだけでなく、生産性向上にも繋がります。

【識学導入で改善したこと】 ③役割定義と評価ポイントの明確化

「組織図の可視化」に続けて、一人一人に役割を明記しました。この役割定義では、会社が目指すところに向けて、各部長や所長から部下に役割を与え、どんな行動を起こせばよいかといったことを、「数字」を用いて明確にします。

「仕事ができる人」になるためにマスターすべき4つの数値化
1、行動量:自分の行動数を正確に数えること
2、確立:割り算による安心感のワナに気を付けること
3、変数:仕事の中で何に集中するか考えること
  真の変数:無駄な変数を削り、さらに重要な変数に絞り込むこと
4、期間:短期的と長期的、2つの軸で物事を見ること

週間ダイヤモンド 2024/02/17 より

この時、企画力や販売力などといった「○○力」という言葉には注意が必要です。これまで都合よく考えてきた逃げの言葉を、1つ1つ潰していきます。

「数字」は明らかな客観的事実として成長するために現実から目をそらさないための秘訣でもあります。

「識学」を取り入れたことの効果に期待

弊社では、このように新しいことを取り入れていくときには社内全員とコミュニケーションをとりながら理解を深めていくことを大切にしています。そこで、これまで各部署で行っていた月1ミーティングの他に週1で行うショートミーティング(5分~30分)を一人一人設け、報告の機会を設けたり、悩み相談を聞く時間にしたりと個人と関わる時間が増えました。

今回はほんの1部の「識学」についてお話しましたが、ここで興味を持っていただけましたら幸いです。よろしければスキやコメントでリアクションお願いいたします!!