夢もっていきましょう

みなさん、こんにちは。NAKASHIです。

明けましておめでとうございます…という時期も逸してしまいました。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今年もよろしくお願いします。あ、みなさんは私にお願いしないでください。いや、「するな」とまでは申し上げませんが、私には何も期待しないでください。ということで私からはみなさんに今年もよろしくお願いします。

いろいろ話すことがあるようなないような、というかんじですが、なんだかんだ年明け一発目。多少なりとも明るい(?)話題を。

「夢をもつな」???

大学時代に少しだけ在籍していたサークルでの話。

年度末に発行された会報誌。無論当時卒業となる先輩方にとっては最後の発行誌となりますので、卒業に際する想いをみなさん綴ってらっしゃいました。

失礼ながらその内容はほとんど忘れてしまったのですが、ある先輩が
「みなさんは夢もってますか?私は社会人になっても夢をもち続けたいと思います!」
というようなことを書いていたことは覚えていまして。

後日、飲み会(実質のいわゆる『追いコン』)にて先輩が

「『夢をもち続けたい』と書いたことに対してある卒業生の先輩から怒られた。いわく『社会人になってもつべきものは、夢ではなく目標だ!』だそうで、なるほどその通りだと思った。」

みたいなことを話していました。

…というようなことを年の瀬に思い出し、今回はこの件をネタにさせてもらおうと思います。

あの頃から15年後…

さて、その話を聞いたNAKASHIは当時19歳。あれから実に15年ほど経過しようとしています。

その先輩は立派といってあまりある社会人になられ、ショボくれダメリーマンの私とは明らかに違う人生を歩まれているかと思います。

そういった前提での話にはなるのですが…。

目標ー社会では向き合うものが増えるー

社会人になって自らに目標を課すことは重要だと私は思います。

ほとんどの人は自ら稼ぎ、食べていきます。
家庭をもつ人は家庭を守り、出世したい人は成長と実績に熱心になり、プライベートを満喫したい人は全力で自分の世界を充実させます。

もちろん働くことが全てではありません。

家事・育児や教育・介護・療養・社会活動などなど…個人差はあっても、社会に出れば何かに向き合わなければならないケースがほとんどでしょう。

大人になると、目の前にあるものごとを大切に思う機会が少しずつ増えてきます。あたりまえにあるものを守る大切さ・尊さを感じることが多くなってきます。

そしてそれらを守り、育てていくための原動力のひとつが「目標」でもあります。

人間という生き物は漫然と生きることをあまり得意とはしていないようです。叶えたい理想がある場合は、具体的な「目標」が重要になるかと思います。

「夢」と「目標」ー目標だけで走れますか?ー

ここまで「目標」が重要である…という話をしました。

さて、いきなりですが…
現在の日本では、昔よりも社会人に求められるレベルが上がった、といわれています。

バブルの崩壊あたりからあらゆる場所で人員削減が続き、雇用が減り、そのぶん一人あたりに求められる仕事が増え、質の高さも求められ…という傾向が原因である、などという話もありますが…ここではその原因には触れません。

とにかく、社会人は今ますます高度なことを求められがちになっています。

もちろんそのハードルを越えるには「目標」が重要です。
ただし…自分で設定する目標と、社会(勤め先や周囲の人々…とイメージしてください)が求める目標は同じになるとは限りません。
特に社会から求められる目標は自分の能力で達成できるギリギリか、少し高いくらいであるケースが多い。最早無茶振り、ということも少なくありません。

要するに、自分が立てる目標だけ達成していればいい…というだけでは乗りきれないことも増えてくる、ということです。

こなせるかこなせないかわからない目標と向き合うとき、みなさんはどうしますか?

私は…「夢」をもつことが手段のひとつになると思っています。

明らかにコレ無理でしょ、と思うような目標に立ち向かうとき、理性と知性で考えれば考えるほど、誰でも足がすくんでしまうものではないでしょうか。

すくんだ足を動かすには、強い気持ちが欠かせません。
幼稚でも粗野でも構わない。もはや本能に近くてもいい。漠然としていても強いエネルギー。そのひとつが「夢」であると私は感じています。

…などと10代の終わりに考えたNAKASHIは、三十路半ばのおっさんになりました。
しかし、少しであっても社会経験を積み、年を食った今でもその考えは変わっていません。

これまでの人生、私の「夢」もかなり変わってきました。今では夢もあるのかわかりませんし、あっても小さなものばかりかもしれません。

それでも私はまだ夢をもっていたいと思いますし、歳を食った今でもまた、大きな夢を見つけられると信じています。まぁこれが今一番大きな夢かな(笑)

おっさんになっても、じいさんになっても、21世紀になっても、令和になっても、2022年になっても…
私は死ぬまで夢をもっていたいと思います。

夢もっていきましょう。

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