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「生きる場」をつくりたい

■「生きる=働く×遊ぶ」                        今、多くの方の生き方が大きく変化しようとしていると思います。働くことも遊ぶことも多様化し、その総体としての生きることが、今の社会の仕組みのままでは、息苦しくなっているように見えるのです。その解法の一つとして、新しい「場」、すなわち「生きる場」を作りたいと思っています。

「生きる=働く×遊ぶ」
人生における「働く」と「遊ぶ」は、相乗効果を生む関係にある、少なくとも、どちらかがどちらかの犠牲になるような関係ではないと思うのです。
「生きる場」は、働く場であると同時に遊ぶ場です。そこで行われる多様なメンバーの様々な行為が相乗効果を生む場であって欲しい。そして、「生きる場」なのだから、自然のリズムの中で生きることを大切にしたいと思います。
「生きる場」では、日本を元気にするためのイノベーションの種を産みたいと思っています。新しいかたちの生き方、働き方を生み出そうと思います。お祭りもやりたい。そして、みんなで米や野菜を作りたい。湖で泳いだり、ウインドサーフィンをやったりしたい。陶芸もやりたい。絵も描きたい。ピアノも習いたい。たまには、ハイデガーを読みたい。面白い人を見つけたら、連れてきて話を聞きたい。そう、何をやっても良いんです。やりたいことをやる。ただし、みんなでやることを大切にしたいと思っています。
「生きる場」とは具体的にはどのような場なのでしょうか?それは、みんなで考えながら創り出すものです。参加するメンバーでその姿は変わります。また、場を愛するために、時の流れを見方につけるために、リノベーションにトライしたいと思います。みんなで考えて、みんなで造りたいと思っています。

■背景(社会との関係)
アフターコロナの新しい働き方が模索されています。実は、コロナの前から、ウェルビーイングというキーワードの基に新しい働き方、生き方が求められていました。みんな自分らしく生きたいと思っています。しかし、諦めざるを得ない現実があるのも確かです。とはいえ、求める力が強ければ、みんなで求めれば、実現できることも事実なのです。そして、求める力が共通感覚としてどんどん拡がり、強まっていることを感じている人は多いと思うのです。
一方、耳にタコのレベルを遥かに超えていますが、企業がイノベーションが生み出せない課題の深刻さは深まるばかりです。しかし、本来、価値を生み出す仕事は面白いはずです。そして、価値を生み出すためには、人間としての感性を研ぎ澄ませることが必要です。そのためには、自分と仲間の知的生物としてのリズムを大事にすることが欠かせない。つまり、イノベーションと自分らしく生きることは親和性が高いのです。
こんな時だからこそ、自分らしく生きられ、そしてイノベーションが生まれる新しいワークプレイスの姿を描かないとならない。これからの時代のワークプレイスでは、オフィスでも自宅でもないサードプレイスの役割が重要になると思います。ただし、それは、今ある都心に集中するサードプレースではなく、新しいタイプのサードプレース、つまりはフォースプレイスが必要になると思います。それはきっと自然と共にあるべきだと思うのです。そして、なるべくアクセスしやすい場所に。
「生きる場」は、フォースプレイスとして、経済的・社会的課題であるオープンイノベーションを生み出す場でありたい。そのためにも、働くと遊ぶが融合することがとても有効であると考えます。イノベーションを生み出すのは人間だから。だから、「働く」ではなく、「生きる」なのです。
コロナで働く場所を選択する自由が広がりました。また、場を共有して行うコラボレーションの重要性も増しました。「生きる場」は、働く場の新たな選択肢であり、新しいコラボレーションの場であり、個の可能性を広げるための場です。そして、遊ぶ場です。また、地元にも開かれた場でもあります。これまで交わらなかった多様な人たちと多様な行為が交わる場なのです。


■来て欲しい人たち
・本気でオープンイノベーションを産み出したい企業とその社員
・もっと面白く生きたいと思う人
・自然と自分のリズムを大切に生きたいと思う人
・経済効率の最優先とは違う生き方をしたいと思う人
・人生に新しい居場所を加えたい人
・今は知らない自分とは違うみんなと仲間になりたい人


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